言えずに隠してた暗い過去も。 過去の大失恋が残す影。

「昏い過去」とは?意味や使い方!例文や解釈

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公開日: 2018. 22 更新日: 2018. 22 「昏い」の読み方と意味、使い方、類語、「暗い/冥い/闇い」の違い 「昏い」という言葉をご存知でしょうか。 「昏い道」「昏い過去」などと使います。 では、「昏い」についてしっかり意味を理解しているでしょうか。 読み方すらわからないという方も多いかもしれません。 「昏い」は「くらい」と読みます。 読み方を聞くと、なんとなく「昏い」の意味についてイメージできますよね。 「昏い」とはどのような場面で使うのでしょうか。 また、「暗い」や「冥い」などと何か違いはあるのでしょうか。 色々疑問に思うことがあります。 そこで今回は「昏い」の意味や使い方。 類語との違いについて解説していきます。 「昏い」を正しく覚えて、上手く使えるようにしましょう! 「昏い」の意味 「昏い」は、 1. 日が暮れてあたりがぼんやりと、はっきりしなくなるさま 2. 物事に疎いこと。 その方面の知識が不足しているさま 3. くもっていて晴れやかでないこと。 ぼんやりと陰気であるさま です。 「日が暮れ暗い様子」から、転じて、常識や心がぼんやりしているさまを表すようになりました。 日没を迎えると光の量が少なくなり、はっきりせずものがよく見えなくなりますよね。 「昏い」は全く光がない状況ではなく、日が暮れてやや明かりが少なくてきたときに使います。 また、「昏い」にはある分野や知識がよく分かっていないことや、物事がぼんやりとしているさまも表します。 あるジャンルの知識が身に付いていない、習っていない、もともと知らないことを言います。 「昏い」の使い方と例文 「昏い」はだんだんと明かりが減ってくる状態や、ものがはっきりと見づらい状態を表す場合に使います。 「昏くて何も見えない」などと光が全く見えていない状況ではなく、 少しばかり光が残っている様子を表す場合に「昏い」と表現します。 「昏い」はある分野において、よく分からない状況を表す場合にも使います。 例えば、「その分野には昏い」と言います。 これは「その分野においては知識が不足している、詳しくない」という意味になります。 「ぼんやりしている」という意味では「昏い気持ち」「昏い過去」などと、曖昧で明確ではないことを表します。 「昏い気持ち」と言った場合は、「かげりがあって、足元が落ち着かない不安な気持ち」を意味します。 このように、「昏い」は光の度合いを表す他にも、色々な場面で使うことができます。 「日が暮れてぼんやりしているさま」を意味 ・人通りが少なく、あたりが昏くなってきたため一人で帰るのが怖い。 ・さっきまで明るかったのに、夕暮れ時になり急に昏くなる。 ・だんだん昏くなってきたので、早く家に帰らなければ。 ・店も街灯もない昏い夜道を歩くというのは、結構怖い。 「物事に疎いこと」を意味 ・彼はなんのジャンルについても詳しいが、専門知識には昏いようだ。 ・その分野には昏いから、他の人に聞いてもらっても良い? ・あぁ私は何でも知っているんだけど、その研究については昏いな。 ・全て知っているという人は少なくて、誰でも昏い分野というのはある。 「ぼんやりと陰気であるさま」を意味 ・どうやら昏い過去があるようなので、触れないでおこう。 ・小さいミスをしただけだが、昏い気持ちになりモヤモヤする。 ・彼は幸い怪我は大したことはないが、昏い意識のままであった。 ・今日は結果発表の日だが、彼女は昏い表情をしていた。 「黄昏(たそがれ)」とは? 「昏」という漢字は「黄昏」という熟語でよく使われますよね。 「黄昏」とは、 1. 日が暮れて、夕方の薄暗いとき 2. 人生の最盛期を過ぎて、衰えのみえる頃 です。 辺りが暗くなるとなかなか顔を区別できないため、『誰そ彼(だれそかれ)?』と尋ねたことが「黄昏」の始まりです。 元々は「夕暮れで薄暗くなること」を表していましたが、比喩的に「ピークを超えて終わりに近づく」という意味で使うようになりました。 「ぼーっとしている」「物思いに耽る」という意味で 「黄昏る」を使っている人が多いですが、間違いです。 正しい「黄昏る」は、「薄暗くなってくる」「盛りが過ぎて終わりが見える」という意味になります。 放心している人に向かって『黄昏てんな』などと言うのは、本来誤りなので注意しましょう。 例文 「夕暮れ」という意味 ・黄昏の光というのは、とても気持ちが良いものだ。 ・冬になると、黄昏るのが早くなる。 「ピークを過ぎ衰えがみえる頃」という意味 ・あんなに輝いていたのに、黄昏て廃人みたいである。 ・人生の黄昏時を迎えたが、特に後悔したことはない。 「昏い」と「暗い」の違い 「暗い」の意味は、 1. 光が少なくて、ものが見えなくなるさま 2. 物事に疎いこと。 その方面の知識が不足しているさま 3. くもっていて晴れやかでないこと。 ぼんやりと陰気であるさま です。 「暗」は音読みで「アン」、訓読みで「くらい・ひそかに・そらんずる」と読みます。 「暗」は「くらいところ。 光がないさま」を意味します。 「暗い」には3つの意味があります。 「昏い」もどれも同じ意味合いで使うことができます。 「暗い」と「昏い」の違いは、「暗い」の方がより光がない状態を指します。 「暗い」と「昏い」では、物理的に「暗い」の方が暗いです。 「その領域には暗い」と「その領域には昏い」を比べても、前者は「全く知識がない。 ほとんど知識がない」ことを示しますが、後者は「あまり詳しくない」という意味になります。 「その領域には昏い」=「その領域には明るくない」になります。 「気分が暗い」と「気分が昏い」を比較しても、前者の方がより気持ちが落ち込んでいる状態を表しています。 読み方が同じで意味も非常に近いですが微妙なニュアンスの違いがあるので、覚えておきましょう。 例文 ・この先は見通しが暗いため、ライトをつけて注意して運転しなくてはならない。 ・懐中電灯をしっかり持っていかないと、暗くてよく見えないよ。 ・暗い場所に行くときは、誰かと一緒に行った方が安心すると思う。 「昏い」の類語 「日が暮れてぼんやりしているさま」という意味の類語 暮れ方 (意味:夕方の薄暗いとき) 「すぐに暮れ方になる」 日暮れ (意味:夕日が暮れようとするとき) 「日暮れどきは涼しい」 夕方 (意味:日が暮れようとするとき) 「夕方は風が通って気持ちが良い」 夕刻 (意味:薄暗くなる時刻) 「夕刻に集合しよう」 晩方 (意味:薄暗くなるとき) 「晩方になると、外が静かになる」 夕闇 (意味:夕方の薄暗いとき) 「夕闇が迫ってきたから早く帰ろう」 「物事に疎いこと」という意味の類語 疎い (意味:よく知らないこと) 「彼女は今時の映画に疎い」 物を知らない (意味:その物事の知識が欠けていること) 「君はまだ物を知らないようだね」 見識がない (意味:物事を対して知らないこと) 「見識がないからもっと勉強をしなくては」 無知 (意味:知識が不足していること) 「無知な人間にはしっかり教えないと」 浅学非才(せんがくひさい) (意味:知識が浅くて能力がないこと) 「彼女は浅学非才だからね」 学が浅い (意味:学問や知識をよく知らないこと) 「学が浅いから何を言っても無駄だ」 「ぼんやりと陰気であるさま」という意味の類語 ぼんやり (意味:記憶が正確ではなく霞んでいること) 「記憶がぼんやりしているので詳しいことは分からない」 朧気(おぼろげ) (意味:ぼーっとしている様子) 「その日については朧気に覚えている」 モヤモヤ (意味:ぼんやりしている様子) 「モヤモヤと案が浮かんできた」 不透明 (意味:実際の事柄がよく見えないこと) 「この事故には不透明なことが多い」 漠然 (意味:ぼんやりとしていること) 「新しい企画については漠然と考えている」 呆然(ぼうぜん) (意味:何かが抜けたようにぼんやりする様子) 「彼はずっと呆然としていた」 「昏い」の対義語 日が暮れてぼんやりしているさま」という意味の対義語 朝方 (意味:明るいうち) 「朝方運動をする」 暁(あかつき) (意味:太陽が昇る前の明るい頃) 「暁に起きるのはとても気持ち良い」 薄明(はくめい) (意味:日の出前の明るい状態) 「薄命はキラキラと輝いている」 明け方 (意味:夜が明けようとする頃) 「いつも明け方に起きてしまう」 「物事に疎いこと」という意味の対義語 詳しい (意味:隅々までよく知っていること) 「彼は法律に詳しい」 物知り (意味:幅広く事柄を知っていること) 「彼は物知りで信用できる」 知識豊富 (意味:ある事柄を詳しく知っていること) 「君は本当に知識豊富だね」 博識(はくしき) (意味:細かいところまで知っていること) 「博識な人を目指す」 博学 (意味:広いジャンルに渡ってものごを知っていること) 「博学な人に憧れる」 熟知 (意味:物事を細かく知っていること) 「君は彼女のことについて熟知しているね」 「ぼんやりと陰気であるさま」という意味の対義語 はっきり (意味:正確で間違いないこと) 「何だか君の答えははっきりしないね」 くっきり (意味:非常にはっきりとしているさま) 「ここからだとくっきりと見えるね」 明瞭 (意味:はっきりとしていること) 「意識はまだ明瞭だ」 判然 (意味:物事がはっきりとしているさま) 「真実が判然とした」 明らか (意味:物事がはっきりとしていること) 「彼が犯人なのは明らかだ」 自明 (意味:説明しなくてもはっきりとすること) 「その事は自明している」 「昏い」の英語 「dark」「gloomy」など 「昏い」の英語の英語は、 ・dark ・gloomy ・ murky などになります。 「詳しくない」という意味では、 ・be unfamiliar with ・be not familiar with ・be ignorant of などの英語表現があります。 「昏い」が使われている書籍、楽曲など 「昏い水」 「昏い水」はマーガレット・ドラブルが書いた本です。 70代後半を迎えた著者:ドラブルが、70代の女主人公を中心に男女の色々な老いの姿をテーマとした長篇小説となります。 アメリカン的なユーモアがところどころにあり、人生の最後を生きる人々を面白く描いています。 ここでの「昏い」は「はっきりとしていなくてぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 「昏い星、遠い月」 「昏き星、遠い月」はアプリゲーム『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ』に出てくる楽曲です。 劇中劇のタイトルとしても使われています。 歌詞の一部に「傷つけたくない....。 大切なもの。 昏き星よ、遠い月よ。 届け、この願い」と出てきます。 ここでの「昏い」は「ぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 「昏い道連れ」 「昏い道連れ」は風羽洸海が書いた小説です。 あらすじとしては、 「妖怪退治を職としている雷火が、雨宿りしている木で一人の少年と出会います。 少年は神官戦士になるために必須な「しるし」を探していて、雷火は一緒に見つけることになりました。 しかし、少年の背後には、こっそり付く怪しい昏い影があったのです」 という内容です。 ここでの「昏い」は「薄暗くてぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 「昏い水の底」 「昏い水の底」は西園梨々花が書いたBL同人漫画です。 ちなみに、西園梨々花さんは2次元です。 「昏い水の底」のあらすじとしては、 「主人公:我門悠太が、巨大な陰謀が隠されているオカルト事件に巻き込まれて謎を解決していく」 という内容です。 ここでの「昏い」は「はっきりとしていなくてぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 米津玄師「Lemon」の歌詞 米津玄師の歌「Lemon」にも「昏い」が出てきます。 この歌は「人の死」が夢ならば良かったという旨を伝えています。 「言えずに隠していた昏い過去もあなたがいなきゃ永遠に昏いまま」という歌詞があります。 ここでの「昏い」は「ぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 なので、この歌詞の意味は「君に隠していた過去を、素直に全部話さなくてはいけない。 けれど、その君はもう存在していない」という意味です。 物事に疎いこと。

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米津玄師Lemonレモン歌詞の解釈・考察してみた【アンナチュラル】

言えずに隠してた暗い過去も

引用:アンナチュラル主題歌 米津玄師「Lemon」の歌詞より 四つ目の「Lemon」の歌詞。 個人的には、一番気になっている歌詞です。 「暗い過去」というのは、自身のトラウマか何かですよね。 「永遠に暗いまま」という表現も印象的。 ドラマ「アンナチュラル」の主人公・三澄ミコト(石原さとみ)も、過去のトラウマに捕らわれています。 ドラマの内容にマッチした歌詞といえそうですね。 ここも切ない歌詞ですね。 主題歌「Lemon」は、全体的に切ない歌詞が多いです。 そんな中でも、 ここは特に切ない・・・。 「私と同じような涙に暮れ 寂しさの中にいるなら」という歌詞に続いて「私のことなどどうか忘れてください」。 印象的なのは「忘れます」ではなく、「忘れてください」という言葉を使っていること。 「忘れたくない」という気持ちが表現されているようです。 【関連】 スポンサーリンク 主題歌「Lemon」への口コミ ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」。 大人気アーティスト・米津玄師さんの楽曲ということで、ツイッターでも多くの感想が投稿されています。 というワケで、ツイッターに投稿された口コミを紹介していきます。 口コミの中でも特に印象的な 3つの口コミを紹介しますね。 わしも毎回泣かされとるわい。 主題歌がかかるタイミングがバッチリなんじゃよな~。 サビめっちゃ良い!歌詞が泣ける…?? — ちる flCd32Zoant76yC 「泣ける」という声が一番多かったかもしれません。 歌詞の内容もそうなのですが、ドラマ「アンナチュラル」の内容と相まって泣けるという声も多く投稿されています。 「アンナチュラル」も切ないし、「Lemon」の歌詞も切ないので、相乗効果ですごく泣けてくるんですよね。 主題歌としてピタリとはまっているということですよね。 歌詞の内容もそうですが、主題歌が挿入されるタイミングもピッタリなんですよね。 毎回すごく良いシーンでカットインしてくるのが、印象的ですね。 歌詞も声も良い、早くlemonフル出て欲しい。 やっぱ天才米津玄師?? — 晋太朗 PoTHO1tcZmgmjNQ この記事を書いている時点では、米津玄師さんの「Lemon」はまだ発売されていません。 私もまだフルで聴けていません。 早くフルで聴きたい気持ちに同感です。 【関連】 スポンサーリンク 米津玄師 切ないMV動画集 ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」を歌う米津玄師さん。 「Lemon」の歌詞も切ないですが、その他の楽曲にも切なさが漂うものは多くあります。 個人的に「Lemon」の切ない歌詞に関連している曲を3つ選んでみました。 MV動画と、印象的な歌詞をセットで紹介していこうと思います。

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米津玄師 Lemon 歌詞

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公開日: 2018. 22 更新日: 2018. 22 「昏い」の読み方と意味、使い方、類語、「暗い/冥い/闇い」の違い 「昏い」という言葉をご存知でしょうか。 「昏い道」「昏い過去」などと使います。 では、「昏い」についてしっかり意味を理解しているでしょうか。 読み方すらわからないという方も多いかもしれません。 「昏い」は「くらい」と読みます。 読み方を聞くと、なんとなく「昏い」の意味についてイメージできますよね。 「昏い」とはどのような場面で使うのでしょうか。 また、「暗い」や「冥い」などと何か違いはあるのでしょうか。 色々疑問に思うことがあります。 そこで今回は「昏い」の意味や使い方。 類語との違いについて解説していきます。 「昏い」を正しく覚えて、上手く使えるようにしましょう! 「昏い」の意味 「昏い」は、 1. 日が暮れてあたりがぼんやりと、はっきりしなくなるさま 2. 物事に疎いこと。 その方面の知識が不足しているさま 3. くもっていて晴れやかでないこと。 ぼんやりと陰気であるさま です。 「日が暮れ暗い様子」から、転じて、常識や心がぼんやりしているさまを表すようになりました。 日没を迎えると光の量が少なくなり、はっきりせずものがよく見えなくなりますよね。 「昏い」は全く光がない状況ではなく、日が暮れてやや明かりが少なくてきたときに使います。 また、「昏い」にはある分野や知識がよく分かっていないことや、物事がぼんやりとしているさまも表します。 あるジャンルの知識が身に付いていない、習っていない、もともと知らないことを言います。 「昏い」の使い方と例文 「昏い」はだんだんと明かりが減ってくる状態や、ものがはっきりと見づらい状態を表す場合に使います。 「昏くて何も見えない」などと光が全く見えていない状況ではなく、 少しばかり光が残っている様子を表す場合に「昏い」と表現します。 「昏い」はある分野において、よく分からない状況を表す場合にも使います。 例えば、「その分野には昏い」と言います。 これは「その分野においては知識が不足している、詳しくない」という意味になります。 「ぼんやりしている」という意味では「昏い気持ち」「昏い過去」などと、曖昧で明確ではないことを表します。 「昏い気持ち」と言った場合は、「かげりがあって、足元が落ち着かない不安な気持ち」を意味します。 このように、「昏い」は光の度合いを表す他にも、色々な場面で使うことができます。 「日が暮れてぼんやりしているさま」を意味 ・人通りが少なく、あたりが昏くなってきたため一人で帰るのが怖い。 ・さっきまで明るかったのに、夕暮れ時になり急に昏くなる。 ・だんだん昏くなってきたので、早く家に帰らなければ。 ・店も街灯もない昏い夜道を歩くというのは、結構怖い。 「物事に疎いこと」を意味 ・彼はなんのジャンルについても詳しいが、専門知識には昏いようだ。 ・その分野には昏いから、他の人に聞いてもらっても良い? ・あぁ私は何でも知っているんだけど、その研究については昏いな。 ・全て知っているという人は少なくて、誰でも昏い分野というのはある。 「ぼんやりと陰気であるさま」を意味 ・どうやら昏い過去があるようなので、触れないでおこう。 ・小さいミスをしただけだが、昏い気持ちになりモヤモヤする。 ・彼は幸い怪我は大したことはないが、昏い意識のままであった。 ・今日は結果発表の日だが、彼女は昏い表情をしていた。 「黄昏(たそがれ)」とは? 「昏」という漢字は「黄昏」という熟語でよく使われますよね。 「黄昏」とは、 1. 日が暮れて、夕方の薄暗いとき 2. 人生の最盛期を過ぎて、衰えのみえる頃 です。 辺りが暗くなるとなかなか顔を区別できないため、『誰そ彼(だれそかれ)?』と尋ねたことが「黄昏」の始まりです。 元々は「夕暮れで薄暗くなること」を表していましたが、比喩的に「ピークを超えて終わりに近づく」という意味で使うようになりました。 「ぼーっとしている」「物思いに耽る」という意味で 「黄昏る」を使っている人が多いですが、間違いです。 正しい「黄昏る」は、「薄暗くなってくる」「盛りが過ぎて終わりが見える」という意味になります。 放心している人に向かって『黄昏てんな』などと言うのは、本来誤りなので注意しましょう。 例文 「夕暮れ」という意味 ・黄昏の光というのは、とても気持ちが良いものだ。 ・冬になると、黄昏るのが早くなる。 「ピークを過ぎ衰えがみえる頃」という意味 ・あんなに輝いていたのに、黄昏て廃人みたいである。 ・人生の黄昏時を迎えたが、特に後悔したことはない。 「昏い」と「暗い」の違い 「暗い」の意味は、 1. 光が少なくて、ものが見えなくなるさま 2. 物事に疎いこと。 その方面の知識が不足しているさま 3. くもっていて晴れやかでないこと。 ぼんやりと陰気であるさま です。 「暗」は音読みで「アン」、訓読みで「くらい・ひそかに・そらんずる」と読みます。 「暗」は「くらいところ。 光がないさま」を意味します。 「暗い」には3つの意味があります。 「昏い」もどれも同じ意味合いで使うことができます。 「暗い」と「昏い」の違いは、「暗い」の方がより光がない状態を指します。 「暗い」と「昏い」では、物理的に「暗い」の方が暗いです。 「その領域には暗い」と「その領域には昏い」を比べても、前者は「全く知識がない。 ほとんど知識がない」ことを示しますが、後者は「あまり詳しくない」という意味になります。 「その領域には昏い」=「その領域には明るくない」になります。 「気分が暗い」と「気分が昏い」を比較しても、前者の方がより気持ちが落ち込んでいる状態を表しています。 読み方が同じで意味も非常に近いですが微妙なニュアンスの違いがあるので、覚えておきましょう。 例文 ・この先は見通しが暗いため、ライトをつけて注意して運転しなくてはならない。 ・懐中電灯をしっかり持っていかないと、暗くてよく見えないよ。 ・暗い場所に行くときは、誰かと一緒に行った方が安心すると思う。 「昏い」の類語 「日が暮れてぼんやりしているさま」という意味の類語 暮れ方 (意味:夕方の薄暗いとき) 「すぐに暮れ方になる」 日暮れ (意味:夕日が暮れようとするとき) 「日暮れどきは涼しい」 夕方 (意味:日が暮れようとするとき) 「夕方は風が通って気持ちが良い」 夕刻 (意味:薄暗くなる時刻) 「夕刻に集合しよう」 晩方 (意味:薄暗くなるとき) 「晩方になると、外が静かになる」 夕闇 (意味:夕方の薄暗いとき) 「夕闇が迫ってきたから早く帰ろう」 「物事に疎いこと」という意味の類語 疎い (意味:よく知らないこと) 「彼女は今時の映画に疎い」 物を知らない (意味:その物事の知識が欠けていること) 「君はまだ物を知らないようだね」 見識がない (意味:物事を対して知らないこと) 「見識がないからもっと勉強をしなくては」 無知 (意味:知識が不足していること) 「無知な人間にはしっかり教えないと」 浅学非才(せんがくひさい) (意味:知識が浅くて能力がないこと) 「彼女は浅学非才だからね」 学が浅い (意味:学問や知識をよく知らないこと) 「学が浅いから何を言っても無駄だ」 「ぼんやりと陰気であるさま」という意味の類語 ぼんやり (意味:記憶が正確ではなく霞んでいること) 「記憶がぼんやりしているので詳しいことは分からない」 朧気(おぼろげ) (意味:ぼーっとしている様子) 「その日については朧気に覚えている」 モヤモヤ (意味:ぼんやりしている様子) 「モヤモヤと案が浮かんできた」 不透明 (意味:実際の事柄がよく見えないこと) 「この事故には不透明なことが多い」 漠然 (意味:ぼんやりとしていること) 「新しい企画については漠然と考えている」 呆然(ぼうぜん) (意味:何かが抜けたようにぼんやりする様子) 「彼はずっと呆然としていた」 「昏い」の対義語 日が暮れてぼんやりしているさま」という意味の対義語 朝方 (意味:明るいうち) 「朝方運動をする」 暁(あかつき) (意味:太陽が昇る前の明るい頃) 「暁に起きるのはとても気持ち良い」 薄明(はくめい) (意味:日の出前の明るい状態) 「薄命はキラキラと輝いている」 明け方 (意味:夜が明けようとする頃) 「いつも明け方に起きてしまう」 「物事に疎いこと」という意味の対義語 詳しい (意味:隅々までよく知っていること) 「彼は法律に詳しい」 物知り (意味:幅広く事柄を知っていること) 「彼は物知りで信用できる」 知識豊富 (意味:ある事柄を詳しく知っていること) 「君は本当に知識豊富だね」 博識(はくしき) (意味:細かいところまで知っていること) 「博識な人を目指す」 博学 (意味:広いジャンルに渡ってものごを知っていること) 「博学な人に憧れる」 熟知 (意味:物事を細かく知っていること) 「君は彼女のことについて熟知しているね」 「ぼんやりと陰気であるさま」という意味の対義語 はっきり (意味:正確で間違いないこと) 「何だか君の答えははっきりしないね」 くっきり (意味:非常にはっきりとしているさま) 「ここからだとくっきりと見えるね」 明瞭 (意味:はっきりとしていること) 「意識はまだ明瞭だ」 判然 (意味:物事がはっきりとしているさま) 「真実が判然とした」 明らか (意味:物事がはっきりとしていること) 「彼が犯人なのは明らかだ」 自明 (意味:説明しなくてもはっきりとすること) 「その事は自明している」 「昏い」の英語 「dark」「gloomy」など 「昏い」の英語の英語は、 ・dark ・gloomy ・ murky などになります。 「詳しくない」という意味では、 ・be unfamiliar with ・be not familiar with ・be ignorant of などの英語表現があります。 「昏い」が使われている書籍、楽曲など 「昏い水」 「昏い水」はマーガレット・ドラブルが書いた本です。 70代後半を迎えた著者:ドラブルが、70代の女主人公を中心に男女の色々な老いの姿をテーマとした長篇小説となります。 アメリカン的なユーモアがところどころにあり、人生の最後を生きる人々を面白く描いています。 ここでの「昏い」は「はっきりとしていなくてぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 「昏い星、遠い月」 「昏き星、遠い月」はアプリゲーム『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ』に出てくる楽曲です。 劇中劇のタイトルとしても使われています。 歌詞の一部に「傷つけたくない....。 大切なもの。 昏き星よ、遠い月よ。 届け、この願い」と出てきます。 ここでの「昏い」は「ぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 「昏い道連れ」 「昏い道連れ」は風羽洸海が書いた小説です。 あらすじとしては、 「妖怪退治を職としている雷火が、雨宿りしている木で一人の少年と出会います。 少年は神官戦士になるために必須な「しるし」を探していて、雷火は一緒に見つけることになりました。 しかし、少年の背後には、こっそり付く怪しい昏い影があったのです」 という内容です。 ここでの「昏い」は「薄暗くてぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 「昏い水の底」 「昏い水の底」は西園梨々花が書いたBL同人漫画です。 ちなみに、西園梨々花さんは2次元です。 「昏い水の底」のあらすじとしては、 「主人公:我門悠太が、巨大な陰謀が隠されているオカルト事件に巻き込まれて謎を解決していく」 という内容です。 ここでの「昏い」は「はっきりとしていなくてぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 米津玄師「Lemon」の歌詞 米津玄師の歌「Lemon」にも「昏い」が出てきます。 この歌は「人の死」が夢ならば良かったという旨を伝えています。 「言えずに隠していた昏い過去もあなたがいなきゃ永遠に昏いまま」という歌詞があります。 ここでの「昏い」は「ぼんやりしている」という意味だと解釈できます。 なので、この歌詞の意味は「君に隠していた過去を、素直に全部話さなくてはいけない。 けれど、その君はもう存在していない」という意味です。 物事に疎いこと。

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