薬屋 の ひとりごと 二 次 創作。 #薬屋のひとりごと #二次創作 子犬の名前

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薬屋 の ひとりごと 二 次 創作

すでにたくさんの方が回答されているので蛇足になりますが、 キラキラしている方 ガンガン版 原作を忠実に再現している。 でも、原作で曖昧だったところもそのまんま表現しているので、読んでいてどーゆーこと?と思う部分も多い。 すべてを語らず読み手に悟らせる感じ 構成が入っているけど、原作の1巻ずつしか読んでいないのかも? なぜか後々関わってくることが端折られていたりもする。 絵柄がかわいいしきれいなのでこちらの方が人気があるらしい。 キラキラしていない方 サンデー版 原作で曖昧なところもきちんと補足してあってストーリーが分かりやすい。 たまに原作のエピソードが前後していたり、あっさりめに書き換えられていたり、忠実ではないところも多々ある。 でも、重要なエピソードはしっかり描かれているので、分かりにくいところの補足が丁寧な分スラスラと読みやすい。 既刊の原作にきちんと目を通してから、より分かりやすいようにブラッシュアップして話が再構成されている感じ。 個人的にはこちらの方が好き。 絵柄の好みと合わせて、サンデー版では削られている部分や書き換えられている表現もあるので、原作の流れを追いたいならガンガン版。 でも、先にガンガン版を読んでからサンデー版を読み、サンデー版の方が読みやすいという感想が多いのも確か、です。 本当は両方読めば一番満足できると思います。

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#薬屋のひとりごと #二次創作 それでも

薬屋 の ひとりごと 二 次 創作

何か違和感がある… 猫猫は宮廷の傍にある離宮の一室にいる。 壬氏が西方の特使との取引をする為、猫猫も侍女として同行したのだ。 今しがた女官が運んできた茶を毒味し、壬氏に手渡した。 猫猫は壬氏の席の斜め後に戻り、それとなく辺りを観察する。 近頃壬氏の周辺では不可解な事件がいくつか起きている。 これらの事件はどこかで繋がっているというのが猫猫の推察であるが、未だこれといった証拠が見つかっていなかった。 先程感じた違和感は何だったのか…。 猫猫がふと視線をずらすと扉の横に背の低い男が立っていた。 あれ、さっきあんな男居たかな?どこかで見たような…。 猫猫が思い出そうとしていると、ちょうど取引が終わり、特使と握手を交わすため壬氏が席を立った。 その時猫猫の視界の隅に動く物があった。 咄嗟に飛び出した猫猫は後から壬氏を突き飛ばした。 一瞬小男が刃物を振り下ろすのが見える。 勢い余って猫猫も壬氏の倒れている傍に転がりこんだ。 左腕に鈍い熱を感じる。 小男はすぐさま取り押さえられた。 「おい、大丈夫か!」 壬氏が傍らに倒れていた猫猫を抱き起こす。 猫猫の左上腕は着物が裂け、血に染まっていた。 「…っ!猫猫!!」 壬氏が青ざめた顔で覗き込む。 「あ、切れてますね。 幸い左なので縫いやすい…」 猫猫は悠長に懐に手を突っ込んで何かを探している。 「何してるんだ!すぐに治療せねば!」 そう言うや否や、壬氏は猫猫を抱き上げて医局へと走った。 [newpage] 猫猫の傷は幸い表面が切れただけで、羅門によって美しく縫い合わされた。 今は大事をとって壬氏の宮にある自室にて休んでいる。 さっきの小男は以前見かけたことがあった。 持っていた刃物は都では殆ど見かけない形をしていた。 繋がっているな…と考えていると、壬氏が訪ねてきた。 「具合はどうだ?」 貴人どのは入口の扉に身を預けている。 「かすり傷です。 美しく縫い合わせてあるので3日もすれば仕事に戻れます。 」 猫猫が椅子でも勧めた方が良いだろうかと考えていると、壬氏が抑揚のない声で言った。 「そうか。 では治癒したら医局に戻れ。 もう私の宮には通わなくて良い。 」 猫猫がポカンとしていると、貴人は麗しの宦官の微笑みを浮かべる。 「妻にすると言ったが、あれは忘れてくれ。 」 それだけ言うと引き止める間もなく、背を向けて出て行ってしまった。 何考えてるんだよ、あいつ。 猫猫は顔をしかめながら医局で乾いた包帯を丸めていた。 まさか急にクビだとは。 しかし、猫猫とて馬鹿ではない。 理由くらい見当がつく。 近頃の不可解な事件は壬氏を狙ったものだろう。 その最中、猫猫が壬氏を庇って怪我をした。 未だに主犯は捕まっていない。 これからも危険な事は起こるだろう。 その上、結婚などという話が出れば、壬氏の弱みとして猫猫自身が狙われるかもしれない。 これ以上自分のせいで猫猫を危険に曝したくない。 あの貴人殿はそういう御人なのである。 今更じゃないか…。 ため息をついていると、医局の扉が勢いよく開かれた。 息をきらせた馬閃が医局に入ってくると、猫猫の手首をんだ。 「一緒に来てくれて。 詳細は移動しながら話す。 」 [newpage] 壬氏の宮に向かいながら馬閃から説明を受ける。 高官との会食中、壬氏に毒が盛られた。 毒味の下女は敵の手の者だった様で、血を吐いて絶命するまで不調を隠していた。 壬氏は食が進まず、ほとんど手を付けていなかった事と、すぐに食べた物を吐かせた為に一命を取りとめた。 しかし、意識は混濁し、早く治療しないと危険な状態だという。 嫌な汗が背中に滲む。 猫猫は足を早めた。 閨の上に壬氏が力なく横たわっていた。 その顔は青白く、唇は紫色で、天女の顔は鳴りを潜めている。 背筋に寒気が走り、焦点が上手く合わない。 手が震える。 拳を握りしめて深く息を吸うと、猫猫はすぐに治療に取り掛かった。 容態を確認すると毒の種類はすぐに判明した。 猫猫が毒味していれば、味や香りですぐに分かっただろう。 胃洗浄をし、調合した薬を飲ませた。 難しい毒だ。 後は、梨花妃の時の様に少しずつ排出させるしかない。 壬氏の意識は朦朧としており、水を飲ませることができないため、水を含ませた綿を唇に当てて補給させる。 この毒の排出には水分を摂らせることが重要で、水を飲めるところまで回復させるのが肝である。 しばらくは集中的な管理が必要だ。 [newpage] 猫猫は3日間休まずに看病をしていた。 途中、水蓮と羅門が交代しようと申し出てくれたが、眠れそうにもないので断っていた。 壬氏の顔色は随分良くなったように見える。 猫猫は天女の顔にかかった髪を避け、額の汗を拭いてやった。 壬氏は薄く目を開いた。 見慣れた天井が見える。 ほんのりと薬草の匂いが漂っていた。 どれくらい時間が経っただろう、ぼんやりとした頭で考えていると、愛しい女の顔が覗き込んだ。 「目覚められましたか。 」 いつもの淡々とした口調だ。 「ああ…。 お前なんでここにいる。 」 壬氏の話を無視し、猫猫は問診を始める。 「指は動かせますか。 手に痺れはありますか。 頭に痛みはありますか。 足は…」 問診が終わり、猫猫が筆記具で記録をしていると、壬氏が話しかけてきた。 「お前、何日寝てないんだ。 」 猫猫の目は充血し、目の下には深い隈が刻まれていた。 いつもの雀斑は殆んど取れてしまっている。 「後は水蓮にでも任せて、お前は宿舎に帰れ。 明日から別の者に来てもらおう。 お前はもう通わなくていい。 手間をかけて、すまなかったな。 」 少しの沈黙の後、猫猫が口を開いた。 「宿舎には帰りません。 こちらにいます。 明日からも、私が診ます。 私は、大丈夫なので。 」 「いや…俺は、お前を危険に巻き込みたくないんだ。 分かってくれないか。 」 壬氏の声は弱々しく掠れている。 猫猫は眉間に深い皺を刻み、目を伏せる。 再び壬氏に視線を戻し、小さく息を吸うと、まくし立てるように話し始めた。 「何カッコつけてるんですか。 そもそも今までだって散々面倒事に巻き込んできたじゃないですか。 ご自分の腹まで焼いて、私を妻にすると言っておいて、今更忘れろなんて無茶苦茶です。 その結果このザマじゃないですか。 散々心配させておいて、目が覚めたから帰れだなんて、勝手すぎます。 私にだって覚悟くらいあります。 これからも、面倒事に巻き込んでもらって結構です。 今までみたいに、全部、解決してやります。 だから…。 」 言葉が見つからなくて、猫猫が黙っていると、壬氏が口を開いた。 「本当にいいのか。 これからもっと危険な目に遭うかもしれないぞ。 」 「分かってます。 」 「嫉妬や権力、面倒事だって数え切れない程あるぞ。 」 「気にならないので。 」 「それでも、傍にいてくれるのか。 …俺の妻に、なってくれるのか。 」 「…はい。 」猫猫はかすれた声で答えた。 [newpage] エピローグ 「猫猫、水が飲みたいんだが。 」 壬氏は腕に痺れが残っている為、介助して飲ませる必要があった。 「はい、用意しますね。 」 猫猫は水を湯呑に注ぎ、口を拭く布などを準備する。 壬氏の頭を枕で少し高くし、湯呑を口に持っていこうとすると、 「口移しで飲ませてくれないか。 」 貴人はそう宣って、キラキラしい天女の微笑みを浮かべた。 猫猫は蛞蝓を見るような目で壬氏を見据える。 「では、水蓮様にそのようにお伝えしておきますね。 私は眠いので、自室に帰らせていただきます。 」 「待て!なぜそうなる!お前さっき帰らんと言ったではないか!」 「宿舎には帰らない、明日も診ますと言いました。 この宮にはいますよ。 それに壬氏様が水蓮様に任せろとおっしゃったんですよ。 」 子どもっぽく唇を突き出し、ふてくされる貴人をからかいながら、夜は更けていった。

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#薬屋のひとりごと #猫猫 静かに降るおもいの欠片

薬屋 の ひとりごと 二 次 創作

何か違和感がある… 猫猫は宮廷の傍にある離宮の一室にいる。 壬氏が西方の特使との取引をする為、猫猫も侍女として同行したのだ。 今しがた女官が運んできた茶を毒味し、壬氏に手渡した。 猫猫は壬氏の席の斜め後に戻り、それとなく辺りを観察する。 近頃壬氏の周辺では不可解な事件がいくつか起きている。 これらの事件はどこかで繋がっているというのが猫猫の推察であるが、未だこれといった証拠が見つかっていなかった。 先程感じた違和感は何だったのか…。 猫猫がふと視線をずらすと扉の横に背の低い男が立っていた。 あれ、さっきあんな男居たかな?どこかで見たような…。 猫猫が思い出そうとしていると、ちょうど取引が終わり、特使と握手を交わすため壬氏が席を立った。 その時猫猫の視界の隅に動く物があった。 咄嗟に飛び出した猫猫は後から壬氏を突き飛ばした。 一瞬小男が刃物を振り下ろすのが見える。 勢い余って猫猫も壬氏の倒れている傍に転がりこんだ。 左腕に鈍い熱を感じる。 小男はすぐさま取り押さえられた。 「おい、大丈夫か!」 壬氏が傍らに倒れていた猫猫を抱き起こす。 猫猫の左上腕は着物が裂け、血に染まっていた。 「…っ!猫猫!!」 壬氏が青ざめた顔で覗き込む。 「あ、切れてますね。 幸い左なので縫いやすい…」 猫猫は悠長に懐に手を突っ込んで何かを探している。 「何してるんだ!すぐに治療せねば!」 そう言うや否や、壬氏は猫猫を抱き上げて医局へと走った。 [newpage] 猫猫の傷は幸い表面が切れただけで、羅門によって美しく縫い合わされた。 今は大事をとって壬氏の宮にある自室にて休んでいる。 さっきの小男は以前見かけたことがあった。 持っていた刃物は都では殆ど見かけない形をしていた。 繋がっているな…と考えていると、壬氏が訪ねてきた。 「具合はどうだ?」 貴人どのは入口の扉に身を預けている。 「かすり傷です。 美しく縫い合わせてあるので3日もすれば仕事に戻れます。 」 猫猫が椅子でも勧めた方が良いだろうかと考えていると、壬氏が抑揚のない声で言った。 「そうか。 では治癒したら医局に戻れ。 もう私の宮には通わなくて良い。 」 猫猫がポカンとしていると、貴人は麗しの宦官の微笑みを浮かべる。 「妻にすると言ったが、あれは忘れてくれ。 」 それだけ言うと引き止める間もなく、背を向けて出て行ってしまった。 何考えてるんだよ、あいつ。 猫猫は顔をしかめながら医局で乾いた包帯を丸めていた。 まさか急にクビだとは。 しかし、猫猫とて馬鹿ではない。 理由くらい見当がつく。 近頃の不可解な事件は壬氏を狙ったものだろう。 その最中、猫猫が壬氏を庇って怪我をした。 未だに主犯は捕まっていない。 これからも危険な事は起こるだろう。 その上、結婚などという話が出れば、壬氏の弱みとして猫猫自身が狙われるかもしれない。 これ以上自分のせいで猫猫を危険に曝したくない。 あの貴人殿はそういう御人なのである。 今更じゃないか…。 ため息をついていると、医局の扉が勢いよく開かれた。 息をきらせた馬閃が医局に入ってくると、猫猫の手首をんだ。 「一緒に来てくれて。 詳細は移動しながら話す。 」 [newpage] 壬氏の宮に向かいながら馬閃から説明を受ける。 高官との会食中、壬氏に毒が盛られた。 毒味の下女は敵の手の者だった様で、血を吐いて絶命するまで不調を隠していた。 壬氏は食が進まず、ほとんど手を付けていなかった事と、すぐに食べた物を吐かせた為に一命を取りとめた。 しかし、意識は混濁し、早く治療しないと危険な状態だという。 嫌な汗が背中に滲む。 猫猫は足を早めた。 閨の上に壬氏が力なく横たわっていた。 その顔は青白く、唇は紫色で、天女の顔は鳴りを潜めている。 背筋に寒気が走り、焦点が上手く合わない。 手が震える。 拳を握りしめて深く息を吸うと、猫猫はすぐに治療に取り掛かった。 容態を確認すると毒の種類はすぐに判明した。 猫猫が毒味していれば、味や香りですぐに分かっただろう。 胃洗浄をし、調合した薬を飲ませた。 難しい毒だ。 後は、梨花妃の時の様に少しずつ排出させるしかない。 壬氏の意識は朦朧としており、水を飲ませることができないため、水を含ませた綿を唇に当てて補給させる。 この毒の排出には水分を摂らせることが重要で、水を飲めるところまで回復させるのが肝である。 しばらくは集中的な管理が必要だ。 [newpage] 猫猫は3日間休まずに看病をしていた。 途中、水蓮と羅門が交代しようと申し出てくれたが、眠れそうにもないので断っていた。 壬氏の顔色は随分良くなったように見える。 猫猫は天女の顔にかかった髪を避け、額の汗を拭いてやった。 壬氏は薄く目を開いた。 見慣れた天井が見える。 ほんのりと薬草の匂いが漂っていた。 どれくらい時間が経っただろう、ぼんやりとした頭で考えていると、愛しい女の顔が覗き込んだ。 「目覚められましたか。 」 いつもの淡々とした口調だ。 「ああ…。 お前なんでここにいる。 」 壬氏の話を無視し、猫猫は問診を始める。 「指は動かせますか。 手に痺れはありますか。 頭に痛みはありますか。 足は…」 問診が終わり、猫猫が筆記具で記録をしていると、壬氏が話しかけてきた。 「お前、何日寝てないんだ。 」 猫猫の目は充血し、目の下には深い隈が刻まれていた。 いつもの雀斑は殆んど取れてしまっている。 「後は水蓮にでも任せて、お前は宿舎に帰れ。 明日から別の者に来てもらおう。 お前はもう通わなくていい。 手間をかけて、すまなかったな。 」 少しの沈黙の後、猫猫が口を開いた。 「宿舎には帰りません。 こちらにいます。 明日からも、私が診ます。 私は、大丈夫なので。 」 「いや…俺は、お前を危険に巻き込みたくないんだ。 分かってくれないか。 」 壬氏の声は弱々しく掠れている。 猫猫は眉間に深い皺を刻み、目を伏せる。 再び壬氏に視線を戻し、小さく息を吸うと、まくし立てるように話し始めた。 「何カッコつけてるんですか。 そもそも今までだって散々面倒事に巻き込んできたじゃないですか。 ご自分の腹まで焼いて、私を妻にすると言っておいて、今更忘れろなんて無茶苦茶です。 その結果このザマじゃないですか。 散々心配させておいて、目が覚めたから帰れだなんて、勝手すぎます。 私にだって覚悟くらいあります。 これからも、面倒事に巻き込んでもらって結構です。 今までみたいに、全部、解決してやります。 だから…。 」 言葉が見つからなくて、猫猫が黙っていると、壬氏が口を開いた。 「本当にいいのか。 これからもっと危険な目に遭うかもしれないぞ。 」 「分かってます。 」 「嫉妬や権力、面倒事だって数え切れない程あるぞ。 」 「気にならないので。 」 「それでも、傍にいてくれるのか。 …俺の妻に、なってくれるのか。 」 「…はい。 」猫猫はかすれた声で答えた。 [newpage] エピローグ 「猫猫、水が飲みたいんだが。 」 壬氏は腕に痺れが残っている為、介助して飲ませる必要があった。 「はい、用意しますね。 」 猫猫は水を湯呑に注ぎ、口を拭く布などを準備する。 壬氏の頭を枕で少し高くし、湯呑を口に持っていこうとすると、 「口移しで飲ませてくれないか。 」 貴人はそう宣って、キラキラしい天女の微笑みを浮かべた。 猫猫は蛞蝓を見るような目で壬氏を見据える。 「では、水蓮様にそのようにお伝えしておきますね。 私は眠いので、自室に帰らせていただきます。 」 「待て!なぜそうなる!お前さっき帰らんと言ったではないか!」 「宿舎には帰らない、明日も診ますと言いました。 この宮にはいますよ。 それに壬氏様が水蓮様に任せろとおっしゃったんですよ。 」 子どもっぽく唇を突き出し、ふてくされる貴人をからかいながら、夜は更けていった。

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