ウェルド ライン。 PlaBase

ウェルド ラインとメルド ライン結果

ウェルド ライン

【ウェルドラインが発生する原因1】 成形品の形状 左図:充填途中の製品イメージ 右図:充填完了後の製品イメージ 一般的にトラブルとなりやすいウェルドラインが、成形品の形状によるウェルドラインです。 金型のキャビティ形状に何らかの障害物があり、樹脂の流れが分断され再度合流する時にウェルドラインが発生します。 穴の周囲や、成形品の肉厚が極端に変化する場所で発生しやすく、使用している樹脂の流れやすさ メルトフローレート によっても大きく見た目が変化します。 大きな肉厚変化によるウェルドラインは、フローマークと解釈されることもあり、 どのようにウェルドラインが発生しているのかを正確に見極めることが必要です。 貫通穴ではない箇所に発生するウェルドラインは、事前のコンピュータによる解析でも発生予測が難しい事があり、設計者の頭を悩ませる現象です。 ウェルドラインの対策・改善方法 ウェルドラインを事前に予測する方法 流動解析によるウェルドラインのシミュレーション画像 ウェルドラインは経験を積めば、ある程度の発生位置は頭の中でも想像ができるようになります。 しかし、ウェルドラインを正確に予測するには 「流動解析」によるシミュレーションが最も確実です。 ただし、肉厚変化によるウェルドラインの発生は流動解析でも予測が難しい場合があるのも事実です。 実際に私自身も、解析上では発生しないはずだったウェルドラインが、実物の金型で成形すると発生するという事例に何度も遭遇してきました。 流動解析に頼り切らず、長年の設計経験者や成形担当者に意見を聞き、あらゆる立場の視点を取り入れ、最善の形状を検討することが重要です。 形状変更でウェルドラインを改善する方法• 貫通穴をなくす• 貫通穴を小さくする• 急激な肉厚差を無くす• 薄肉部と厚肉部が、なだらかに変化する形状に変更する• タブによる余肉をつける 成形後にカット仕上げする必要がある。 表面処理でウェルドラインを目立たなくする方法• 非常に荒いシボテクスチャを施す。 革シボのような粗さ 成形条件でウェルドラインを目立たなくする方法• 金型温度を高くする• 樹脂温度を高くする• 射出速度を上げる• 射出圧を高くする ゲート位置でウェルドラインを目立たなくする方法• ウェルドラインが発生しても目立ちにくい場所にゲートを移動する。 成形手法でウェルドラインを改善する方法• ヒートアンドクール成形を行う(特殊な設備・金型構造が必要) ウェルドラインについておさらい いかがでしたか? ウェルドラインの対策は簡単なようですが非常に奥深く、一筋縄では解決できないことがよくあります。 ウェルドラインを完全に解消する為には、発生原因を正確に見極めるのも重要ですが、大胆な形状変更を余儀なくされることあるでしょう。 優れたプロダクトデザイナーは、デザイン段階からウェルドラインを回避するような意匠を考えたり、目立ちにくいような表面仕上げやパーツ構成を考えます。 特にコンセプチュアルなグランドデザインや、製品意匠のデザイン業務が中心となってしまうと、生産性を考慮した構造面が疎かになりがちです。 デザイナーと設計者はお互いを敵視するのではなく、常に会話し、金型を作ってしまう前に最善の形状を導き出しましょう。 そのためには、共に自己中心的なデザインをしていないか厳しい視点で客観視する必要があります。 ウェルドラインの正しい改善方法は、 その製品に何が求められているかによって違います。 その製品にとって「本当に大切なことは何か」を洗い出し、最適な対策方法を考えてくださいね。

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ウェルド ラインとメルド ライン結果

ウェルド ライン

ウェルド ラインとメルド ライン結果では、モデル上でウェルド ラインとメルド ラインが発生しやすい場所が示されます。 この結果は 充填解析の終了時に生成されます。 ウェルド ラインおよびメルド ラインとは、成形品の充填中に、2 つ以上の流れが合流したときに発生する、構造的なぜい弱部分または外観上の不良となる部分です。 ウェルド ラインまたはメルド ラインによって強度的な問題が発生したり、成形品に外観不良が発生することがあります。 メルド ラインとウェルド ラインの定義における相違点は、会合角の違いだけです。 通常、メルド ラインは平行なフローによって形成されます。 メルド ラインは、ウェルド ラインより強度が高く、目立ちません。 メルド ラインの品質は、材料の種類、フィラーの種類と量、およびメルド ラインの圧力と温度に左右されます。 ウェルド ラインは小さい会合角で形成されます。 ウェルド ラインによって強度低下や成形品の外観不良が発生します。 そのため、ウェルド ラインおよびメルド ラインは、できるだけ防止する必要があります。 しかし、穴の周辺でフロー フロントが分割して再合流する場合や複数のゲートがある場合などは、ウェルド ラインの発生を防止できません。 成形条件およびウェルド ラインの位置を確認して、ウェルド ライン品質に問題がないかを判断します。 強度や表面仕上げの美しさが必要な領域に、ウェルド ラインが発生しないようにします。 成形条件は、ウェルド ラインまたはメルド ラインの品質を判断するために役立ちます。 ウェルドラインの強度は、ウェルド ラインが形成された温度と、成形品が固化するまでウェルドに加えられた圧力 圧力はウェルド ラインでゼロ の影響を受けます。 ウェルド ライン品質の改善方法• 樹脂温度、射出速度、または保圧を増加する。 これにより、フロー フロントを適切に合流できる。 ゲートおよびランナーの直径を増加して、成形品の保圧を容易にする。 射出位置を移動し、ウェルド ラインをゲートにより近い位置に形成させる。 これにより、ウェルド ラインはより高いフロー フロント温度で形成され、より高い圧力で保圧される。 射出位置を移動して、フロー フロントがより大きな会合角で合流するようにして、ウェルド ラインをメルド ラインにする。 ウェルド ラインの領域にベントを設置する。 これによりエアー トラップが除去され、ウェルド ラインがさらに目立たなくなる。 ランナー システム設計の最適化• 同じ流量を維持したままランナー寸法を細くして、せん断発熱を利用して、フロー フロントの樹脂温度を上げる。 ある問題を解決すると、射出成形プロセス上の別の問題を引き起こすことがよくあります。 このため、金型設計仕様を総合的に考慮して対策を行なう必要があります。

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ウェルド ラインおよびメルド ライン、トラブルシューティング

ウェルド ライン

【ウェルドラインが発生する原因1】 成形品の形状 左図:充填途中の製品イメージ 右図:充填完了後の製品イメージ 一般的にトラブルとなりやすいウェルドラインが、成形品の形状によるウェルドラインです。 金型のキャビティ形状に何らかの障害物があり、樹脂の流れが分断され再度合流する時にウェルドラインが発生します。 穴の周囲や、成形品の肉厚が極端に変化する場所で発生しやすく、使用している樹脂の流れやすさ メルトフローレート によっても大きく見た目が変化します。 大きな肉厚変化によるウェルドラインは、フローマークと解釈されることもあり、 どのようにウェルドラインが発生しているのかを正確に見極めることが必要です。 貫通穴ではない箇所に発生するウェルドラインは、事前のコンピュータによる解析でも発生予測が難しい事があり、設計者の頭を悩ませる現象です。 ウェルドラインの対策・改善方法 ウェルドラインを事前に予測する方法 流動解析によるウェルドラインのシミュレーション画像 ウェルドラインは経験を積めば、ある程度の発生位置は頭の中でも想像ができるようになります。 しかし、ウェルドラインを正確に予測するには 「流動解析」によるシミュレーションが最も確実です。 ただし、肉厚変化によるウェルドラインの発生は流動解析でも予測が難しい場合があるのも事実です。 実際に私自身も、解析上では発生しないはずだったウェルドラインが、実物の金型で成形すると発生するという事例に何度も遭遇してきました。 流動解析に頼り切らず、長年の設計経験者や成形担当者に意見を聞き、あらゆる立場の視点を取り入れ、最善の形状を検討することが重要です。 形状変更でウェルドラインを改善する方法• 貫通穴をなくす• 貫通穴を小さくする• 急激な肉厚差を無くす• 薄肉部と厚肉部が、なだらかに変化する形状に変更する• タブによる余肉をつける 成形後にカット仕上げする必要がある。 表面処理でウェルドラインを目立たなくする方法• 非常に荒いシボテクスチャを施す。 革シボのような粗さ 成形条件でウェルドラインを目立たなくする方法• 金型温度を高くする• 樹脂温度を高くする• 射出速度を上げる• 射出圧を高くする ゲート位置でウェルドラインを目立たなくする方法• ウェルドラインが発生しても目立ちにくい場所にゲートを移動する。 成形手法でウェルドラインを改善する方法• ヒートアンドクール成形を行う(特殊な設備・金型構造が必要) ウェルドラインについておさらい いかがでしたか? ウェルドラインの対策は簡単なようですが非常に奥深く、一筋縄では解決できないことがよくあります。 ウェルドラインを完全に解消する為には、発生原因を正確に見極めるのも重要ですが、大胆な形状変更を余儀なくされることあるでしょう。 優れたプロダクトデザイナーは、デザイン段階からウェルドラインを回避するような意匠を考えたり、目立ちにくいような表面仕上げやパーツ構成を考えます。 特にコンセプチュアルなグランドデザインや、製品意匠のデザイン業務が中心となってしまうと、生産性を考慮した構造面が疎かになりがちです。 デザイナーと設計者はお互いを敵視するのではなく、常に会話し、金型を作ってしまう前に最善の形状を導き出しましょう。 そのためには、共に自己中心的なデザインをしていないか厳しい視点で客観視する必要があります。 ウェルドラインの正しい改善方法は、 その製品に何が求められているかによって違います。 その製品にとって「本当に大切なことは何か」を洗い出し、最適な対策方法を考えてくださいね。

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