大腸 が ん 症状。 大腸がんの初期から末期までの症状について

大腸がんの症状

大腸 が ん 症状

大腸がんとは 全体で約7~8mある腸のうち、大腸は約2mほどの長さです。 食事をした食べ物は胃、小腸で消化・吸収されます。 大腸は、その残った成分から主に吸収を吸収して、大便にして体外に排泄できるようにする器官です。 大腸は大きく分けて、「結腸」と「直腸」に分けられます。 結腸は、盲腸-上行結腸-横行結腸-下行結腸-S状結腸と進みます。 Sponsored Links そして最後に直腸に向かい肛門に繋がります。 結腸、あるいは直腸に発生したがんの事を大腸がんと言います。 大腸がんは、大腸の粘膜から小さな腺腫(ポリープ)ができることから始まります。 小さな腺腫は、何年という時間をかけてゆっくりと成長し早期がんとなり、やがて進行がんになります。 腺腫は、大腸の粘膜に傷が付くことが原因で発生します。 遺伝子の傷が増えていくと、腺腫は、やがてがん化します。 しかし、腺腫の全てががんになるわけではありません。 がんは、大腸の壁を破り、周囲の臓器に浸潤したり、血管や老廃物の流れるリンパ管の流れにのり、周囲のリンパ節や肺、肝臓などに転移する恐れがあります。 肺や肝臓などの大腸から離れた臓器にがんが飛び火することを遠隔転移と言います。 Sponsored Links 大腸がんの症状 大腸がんは、「進行がん」と「早期がん」に分かれ、早期がんの場合は、ほとんど自覚症状がありません。 初期症状があまりないため早期発見を逃してしまうケースも少なくありません。 一方、進行してきますと、がんが腸のどの場所に発生しているのかよって症状が異なります。 がん細胞が右側結腸にあるのか、左側結腸にあるのか、または、がんが直腸にあるかによって症状が違ってくるのです。 右側結腸に大腸がんがある場合の症状は、腹部のしこりや貧血があらわれることがあります。 ただし、右側結腸は、最も症状があらわれにくい場所でもあります。 左側結腸に大腸がんがある場合は、血便に気付いたり、便秘になったり、腹痛などの症状があらわれやすい。 直腸がんの場合は、血便、便秘、腹痛などに加えて、1日に何度もトイレに行きたくなる頻便や、便をしてもまだ残っている感じがする残便感などの症状があらわれるようになります。 特に大腸の右側にがんが発生した場合は、血便や便秘、腹痛などの大腸がんの症状が起きにくい。 その理由は、大腸の右側の部分では、まだ十分に便が形成されておらず、通過障害が起きにくいためです。 そのため、右側結腸にがんが発生した場合は、重症化した状態で発見させるケースが少なくありません。 大腸がん検査 大腸の検査には様々な種類があります。 まず、大腸がんのリスクが高い人をふるい分けるための検査としての「便潜血検査」があります。 それから精密検査として大腸がんを見付けるための「大腸内視鏡検査」があります。 大腸がんが見付かった場合は、病気の進行を調べるための「CTスキャン」「PET」という検査が行われています。 便潜血検査は、専用の容器に便を少しつけて提出し、その便に血液が混じっているかチェックする検査です。 この検査の特徴は、大腸がんがあると必ずプラス(陽性)になるわけではなくて、進行がんの場合で約90%がプラス(陽性)、早期がんの場合は約50%がプラス(陽性)、早期がんは見逃されやすいとも言えます。 便潜血検査は、大腸がんのリスクが高い人をふるいにかける簡易的なスクリーニング検査になります。 大腸がんの検査で最も重要なのが、大腸内視鏡検査です。 この検査は、先端に高感度カメラがついた内視鏡を肛門から入れて大腸内を直接検査するものです。 大腸がんを見付けるだけでなく、ポリープや炎症疾患なども見付けることができます。 大腸内の組織の一部を採取することによって、最終的な病理診断が可能になります。 検査の目安としては40歳を過ぎたら、便潜血検査や大腸内視鏡検査を定期的に行って、大腸がんの早期発見に役立てると良いでしょう。 大腸がんのステージ(病期) 大腸がんがどの程度、進行しているのか病期分類によって判断します。 この分類は、がんが大腸の壁に、どのくらいの深さまで達しているかをあらわす「深達度」と「リンパ節転移の有無」「他の臓器への転移の有無」で分けています。 全体で5段階のステージ(病期)に分類されています。 大腸の壁は5つの層からできていて、がんは最上層の粘膜層から発生して、徐々に進行するにつれて内部に深く食い込んでいきます。 これを浸潤と言いその程度を深達度であらわします。 粘膜内、粘膜下層までのがんを早期がんとし、その下の固有筋層よりも深く浸潤している場合を進行がんと言います。 ステージ0 がんが、粘膜の中に留まっている症状です。 ステージ1 がんが、大腸の壁の浅い層、固有筋層までに留まっていて、なおかつ、リンパ節転移がない状態です。 ステージ2 がんが、固有筋層を越えて 大腸の壁の深いところまで広がっているがリンパ節転移がない状態です。 ステージ3 がんの広がりや深さに関係なく、リンパ節転移がある症状です。 ステージ4 肺や肝臓など、他の臓器にがんが転移している場合や、大腸の壁を破ってお腹の中にがん細胞が広がってしまう腹膜播種を起こしている症状です。 手術が行われた場合には、最終的なステージは、摘出した臓器を専門の医師が顕微鏡で詳しく診断したうえで決定します。 大腸がんは、初期症状がほとんどないことから、病気の発見が遅れてしまうことも少なくありません。 早期発見・早期治療のためには、定期的な健診が重要です。 心配な方は、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。 大腸がんは、腸内の傷が原因でできたポリープから発生します。 そのため大腸がんの予防には腸内環境を整えることが大切です。

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大腸ガンの初期症状はガスや便の色でわかる?細い便や違和感でチェックしよう

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大腸がんの初期症状とは 初期の大腸がんには自覚症状はほとんどありません。 内視鏡で腸の粘膜にある腫瘍などを切っても痛みがないように、粘膜には神経が無く痛みを感じないのです。 そのため、大腸の粘膜にがん細胞がとどまる程度の早期である場合は、痛みなどの症状が出ないことも多くあります。 これにより、自覚症状のないまま大腸がんが進行していたという事態が起こります。 早期発見できた人は、どうやって見つけることが出来たのでしょうか? それは、定期的な検査で見つかったからです。 自覚症状の無い段階では、わざわざ検査をする必要はないと考えてしまいます。 しかし、定期的に検査をすることは早期発見のために大切な方法です。 自覚できる症状が出た場合はかなり進行している危険があります。 大腸がんは、自覚できる初期症状はなく、意識して検査をすることで早期発見に繋がります。 進行した大腸がんの症状とは 自覚症状があると、大腸がんはかなり進行している可能性があると前章でお伝えしました。 では、この自覚症状とはどのようなものがあるのでしょうか?大腸がんの自覚症状として現れやすいのは、痛みではなく「便の異常」や「血便」です。 ・便が細くなる 細い便が1度に出ず1日に何回も出ます。 これは、大腸の壁を何かしらの細胞がふさいでいる可能性があります。 ふさがれた間を便が通ることで細くなります。 ・血便が出る 痔と勘違いされやすいのが血便です。 大腸がんの場合はドロっとした血液が便に付着します。 大腸の壁にできた腫瘍などを便が傷つけることで血液が付着している可能性があるからです。 痔による出血か大腸がんによるものなのか、自分で判断することは難しいため、血便が出た時は専門医へ相談しましょう。 ・下痢と便秘を繰り返す 大腸の壁を何かしらの細胞がふさがれると、便がスムーズに出ません。 そのため便が留まり便秘になります。 また、量が正常な動きをせず水分を含んだ下痢が続くことがあります。 ただのお腹の不調だと見過ごされやすい症状です。 放っておいたために、がんが進行していたという危険があります。 ・残便感がある 大腸内にがんなどの細胞があると、便が通れません。 また、腸が通常の動きが出来ていない状態の時には便を出し切れず、便が留まってしまいます。 そのためお腹に便が残っているような感覚になります。 ・腹痛 大腸内にがんなどの細胞があると便を出し切れません。 長い間便が留まると腸に炎症が起き、痛みが出ます。 また、腸が便を出そうと異常な動きをすることで痛みが生じることがあります。 これらの症状があるから大腸がんだと決まるわけではありません。 大腸がんではなく、ポリープができていることもあります。 ポリープは、がんのように全身に広がるものではありませんが、大きくなりすぎた場合には腸を塞いでしまうかもしれません。 腸が塞がれることで腸閉塞を引き起こす場合もあります。 腸閉塞は、腸がふさがれることで便を排泄できない状態です。 便が大腸に滞るとお腹が張り、激しい痛みに襲われます。 腸の残留物が逆流し、吐き気や嘔吐という症状がでます。 このように、自覚症状が出た場合は大腸がんでなくても、何らかの原因が腸内に隠れている可能性があります。 その原因は何かを早い段階でつきとめることが、病状を悪化させないために大切です。 何か気になる症状が出た時、症状が一向に改善しない場合はすぐに病院へ行き診察してもらいましょう。 大腸がんが発生しやすいところ 大腸がんは、肛門に近い部分ほど発生の多い傾向があります。 それは、便が留まる時間が長い場所だからです。 便に含まれる発がん性物質の影響を受けやすい場所であるといえます。 発生の多い順は次のようになります。 S状結腸 直腸 上行結腸 横行結腸 盲腸 下行結腸 大腸がんとポリープの違い 大腸がん検査に行くと、がんではなくポリープが見つかったということがあります。 このポリープと大腸がんはどう違うのでしょうか? ポリープとは ポリープは、異常に増殖をした細胞が粘膜上に突起した状態です。 ポリープは大きくなり、成長が止まれば問題は無いといわれています。 しかし、大きくなってから炎症や出血が起きるポリープもあります。 中には、がん化する可能性があるものがあります。 ポリープが出来た際は、専門医のもとで経過観察を行いながら治療を進めます。 がんとは 細胞に異常が発生し、過剰に増殖した細胞が集まったものが腫瘍です。 この腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があります。 悪性腫瘍が、がんといわれます。 良性腫瘍は、ほかの細胞への浸潤が見られないものをいいます。 通常は転移しない腫瘍のため、適切な処理をすれば全身に影響することはほとんどありません。 命に係わる状態になる可能性は低いといわれています。 悪性腫瘍は、周囲の細胞にまで増えて広がる、異常な細胞です。 広がるスピードの速いものがほとんどです。 発生した部位だけでなく、他の臓器へ転移する可能性も高いです。 転移した臓器は、正常な機能を失います。 増殖すると全身に影響が及び、命に係わる状態になります。 大腸がんのリスクを高める要因とは 大腸がんを発症させるリスクを高める要因はどのようなことがあるのでしょうか。 発症させるリスクを高める要因を知ることで、予防に繋がります。 ・食生活の偏り 食の欧米化が進み、肉などのたんぱく質、脂質が多く含まれた食事に変化しています。 このような食事は消化に時間がかかります。 大腸に便が留まる時間が長くなるため、発がん性物質も腸内に長い間留まることになります。 その結果、がんが発生しやすくなります。 ・運動不足 運動が不足した生活を送っていると腸の動きが悪くなります。 スムーズに便が排出されず、大腸に便が留まる状態となってしまいます。 また、運動不足により全身の血流がわるくなると免疫が下がります。 免疫が下がるとがん細胞と闘う力が弱くなります。 ・よく便秘になる 便が腸の中に留まっているとがんが発生しやすくなります。 いつも便秘がちだから、そういう体質だからと見過ごすことは危険です。 便秘を解消する対策をとることでがんの予防につながります。 ・肥満 大腸がんは肥満が関係するとされています。 BMI27以上でがんの発症確立が上昇するとされています。 肥満は食生活の偏りと運動不足も原因の1つです。 このことから、がんのリスクが上昇することは想像できるでしょう。 ・ストレス ストレスにより、腸の動きが悪くなります。 腸の動きが悪くなると、便が正常に排出されず、溜まりやすくなります。 また、腸の不調や症状をストレスからくるものだと見過ごされやすくなります。 早期発見のために定期的に大腸がん検診へ行く 早期発見をするためには、定期的に検査をすることが大切です。 気になる症状があるかどうかに関わらず大腸検査を受ける定期的に受けましょう。 今年は健康に気をつけていたから、今は忙しいからと受けなかった年にがんが潜んでいるかもしれません。 検診は毎年受けることが大切です。 大腸がん早期発見のメリット 自覚症状がない場合、わざわざ時間をとって大腸がん検診を受けることは億劫に感じるでしょう。 時間を作って大腸がん検査を受け、早期発見ができるとどのようなメリットがあるのでしょうか?次のようなことが考えられます。 ・手術が簡単に済む 早期の小さいがんであれば、お腹を切らずに内視鏡で治療することができます。 体への負担も少なくて済みます。 ・治療に要する費用や時間が少なくて済む 進行したがんを治療するために、手術や化学療法を行う場合は時間や費用がかかることは想像できるでしょう。 がんが早期であればあるほど、治療にかかる時間や費用は少なくて済みます。 ・治療後の日常生活や仕事へ復帰しやすくなる 早期治療であれば、体の回復がはやく日常生活や職場復帰がしやすくなります。 進行したがんの場合は、仕事を続けることが困難な場合もあります。 最初に検査をする時間をとることで、後の日常生活や仕事への影響が少なくてすみます。 検診により大腸がんかどうかを確かめることで安心することができます。 不安な状態で毎日を過ごすより、はやめに確かめる方が穏やかに毎日を過ごすことができます。 検査結果に異常がなくても、気になる症状が収まらない場合があります。 そういう時は、受診した病院ではなく、別の大きな病院に行ってみましょう。 がんの状態には発見が難しいものがあります。 しかし、がんが潜伏している場合は刻一刻と病状が進行し、取り返しのつかない状態になるかもしれません。 異常が無ければ「よかった」で済みます。 心配は早い段階で解消することをおすすめします。 大腸がんの検査方法 大腸がんの検査方法はどういうものがあるのでしょうか?大腸がんの検査について3つの方法を説明していきます。 ・便潜血検査 便の表面を採便棒でこすり採り、便に混じった出血を見つけるための検査です。 大腸がんが出来ていた場合、大腸の粘膜にできた便が接触し、出血することで便に血液が付着することがあります。 便に付着していないかを確かめます。 便潜血検査で陽性だった場合には必ず大腸内視鏡検査を行います。 ・大腸内視鏡検査 内視鏡検査は、先端にCCDカメラ(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接消化器官の粘膜を観察する方法です。 病巣を直接観察できるため、病巣の広がりや、表面の形状、色などを詳しく観察できます。 直接細胞を採る生検を行うことができ、病理検査もできます。 これは病気の判定に役立ちます。 内視鏡検査を行うには、腸内を空にしなければなりません。 そのため、下剤を服用し、腸の中の残留物をきれいに洗い流します。 残留物を全て出したあと、肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜の様子をモニターで観察する方法です。 ・注腸X線検査 大腸にバリウムを付着させ、X線を撮る方法です。 肛門から、バリウム溶液と空気を入れて腸を膨らませます。 大腸の形や大きさ、内径、粘膜の様子から大腸の全体像を診断できます。 正常な大腸の輪郭は滑らかな曲線です。 これに対して、腫瘍があると腸管の壁が変形します。 また、粘膜のひだや模様の異常を発見することができます。 大腸がんの早期対策と免疫療法について 大腸がんは、早期に発見し治療をすると治る確率の高い病気です。 早期の対策として免疫療法という考えがあります。 免疫が上がると、体はがん細胞に闘うことができます。 この免疫をワクチンにより体内に取り入れます。 免疫はゆっくり上昇するため、早い段階から取り入れることがおすすめです。 まとめ 大腸がんを早期発見するためには、定期的な検査をすることが大切です。 自覚症状のない段階から、毎年検診を受けることを心がけましょう。 しかし、検査をしてもがんが発見されない場合もあります。 改善されることのない体の異常を感じたら、別の病院へかかることも検討しましょう。 体の異常を感じとるためには、日ごろから自分の体を気にかけることが必要です。 忙しい日々を過ごしていると、自分の体調は後回しになることがあります。 しかし、がんは誰にでも起こりうる病気です。 日ごろから体調の変化はないか気にかけることを心がけてみましょう。

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大腸がんの便潜血検査と内視鏡検査、どっちがいい? 何歳で受ける?:大腸がんの真実:日経Gooday(グッデイ)

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大腸がんの初期症状とは 初期の大腸がんには自覚症状はほとんどありません。 内視鏡で腸の粘膜にある腫瘍などを切っても痛みがないように、粘膜には神経が無く痛みを感じないのです。 そのため、大腸の粘膜にがん細胞がとどまる程度の早期である場合は、痛みなどの症状が出ないことも多くあります。 これにより、自覚症状のないまま大腸がんが進行していたという事態が起こります。 早期発見できた人は、どうやって見つけることが出来たのでしょうか? それは、定期的な検査で見つかったからです。 自覚症状の無い段階では、わざわざ検査をする必要はないと考えてしまいます。 しかし、定期的に検査をすることは早期発見のために大切な方法です。 自覚できる症状が出た場合はかなり進行している危険があります。 大腸がんは、自覚できる初期症状はなく、意識して検査をすることで早期発見に繋がります。 進行した大腸がんの症状とは 自覚症状があると、大腸がんはかなり進行している可能性があると前章でお伝えしました。 では、この自覚症状とはどのようなものがあるのでしょうか?大腸がんの自覚症状として現れやすいのは、痛みではなく「便の異常」や「血便」です。 ・便が細くなる 細い便が1度に出ず1日に何回も出ます。 これは、大腸の壁を何かしらの細胞がふさいでいる可能性があります。 ふさがれた間を便が通ることで細くなります。 ・血便が出る 痔と勘違いされやすいのが血便です。 大腸がんの場合はドロっとした血液が便に付着します。 大腸の壁にできた腫瘍などを便が傷つけることで血液が付着している可能性があるからです。 痔による出血か大腸がんによるものなのか、自分で判断することは難しいため、血便が出た時は専門医へ相談しましょう。 ・下痢と便秘を繰り返す 大腸の壁を何かしらの細胞がふさがれると、便がスムーズに出ません。 そのため便が留まり便秘になります。 また、量が正常な動きをせず水分を含んだ下痢が続くことがあります。 ただのお腹の不調だと見過ごされやすい症状です。 放っておいたために、がんが進行していたという危険があります。 ・残便感がある 大腸内にがんなどの細胞があると、便が通れません。 また、腸が通常の動きが出来ていない状態の時には便を出し切れず、便が留まってしまいます。 そのためお腹に便が残っているような感覚になります。 ・腹痛 大腸内にがんなどの細胞があると便を出し切れません。 長い間便が留まると腸に炎症が起き、痛みが出ます。 また、腸が便を出そうと異常な動きをすることで痛みが生じることがあります。 これらの症状があるから大腸がんだと決まるわけではありません。 大腸がんではなく、ポリープができていることもあります。 ポリープは、がんのように全身に広がるものではありませんが、大きくなりすぎた場合には腸を塞いでしまうかもしれません。 腸が塞がれることで腸閉塞を引き起こす場合もあります。 腸閉塞は、腸がふさがれることで便を排泄できない状態です。 便が大腸に滞るとお腹が張り、激しい痛みに襲われます。 腸の残留物が逆流し、吐き気や嘔吐という症状がでます。 このように、自覚症状が出た場合は大腸がんでなくても、何らかの原因が腸内に隠れている可能性があります。 その原因は何かを早い段階でつきとめることが、病状を悪化させないために大切です。 何か気になる症状が出た時、症状が一向に改善しない場合はすぐに病院へ行き診察してもらいましょう。 大腸がんが発生しやすいところ 大腸がんは、肛門に近い部分ほど発生の多い傾向があります。 それは、便が留まる時間が長い場所だからです。 便に含まれる発がん性物質の影響を受けやすい場所であるといえます。 発生の多い順は次のようになります。 S状結腸 直腸 上行結腸 横行結腸 盲腸 下行結腸 大腸がんとポリープの違い 大腸がん検査に行くと、がんではなくポリープが見つかったということがあります。 このポリープと大腸がんはどう違うのでしょうか? ポリープとは ポリープは、異常に増殖をした細胞が粘膜上に突起した状態です。 ポリープは大きくなり、成長が止まれば問題は無いといわれています。 しかし、大きくなってから炎症や出血が起きるポリープもあります。 中には、がん化する可能性があるものがあります。 ポリープが出来た際は、専門医のもとで経過観察を行いながら治療を進めます。 がんとは 細胞に異常が発生し、過剰に増殖した細胞が集まったものが腫瘍です。 この腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があります。 悪性腫瘍が、がんといわれます。 良性腫瘍は、ほかの細胞への浸潤が見られないものをいいます。 通常は転移しない腫瘍のため、適切な処理をすれば全身に影響することはほとんどありません。 命に係わる状態になる可能性は低いといわれています。 悪性腫瘍は、周囲の細胞にまで増えて広がる、異常な細胞です。 広がるスピードの速いものがほとんどです。 発生した部位だけでなく、他の臓器へ転移する可能性も高いです。 転移した臓器は、正常な機能を失います。 増殖すると全身に影響が及び、命に係わる状態になります。 大腸がんのリスクを高める要因とは 大腸がんを発症させるリスクを高める要因はどのようなことがあるのでしょうか。 発症させるリスクを高める要因を知ることで、予防に繋がります。 ・食生活の偏り 食の欧米化が進み、肉などのたんぱく質、脂質が多く含まれた食事に変化しています。 このような食事は消化に時間がかかります。 大腸に便が留まる時間が長くなるため、発がん性物質も腸内に長い間留まることになります。 その結果、がんが発生しやすくなります。 ・運動不足 運動が不足した生活を送っていると腸の動きが悪くなります。 スムーズに便が排出されず、大腸に便が留まる状態となってしまいます。 また、運動不足により全身の血流がわるくなると免疫が下がります。 免疫が下がるとがん細胞と闘う力が弱くなります。 ・よく便秘になる 便が腸の中に留まっているとがんが発生しやすくなります。 いつも便秘がちだから、そういう体質だからと見過ごすことは危険です。 便秘を解消する対策をとることでがんの予防につながります。 ・肥満 大腸がんは肥満が関係するとされています。 BMI27以上でがんの発症確立が上昇するとされています。 肥満は食生活の偏りと運動不足も原因の1つです。 このことから、がんのリスクが上昇することは想像できるでしょう。 ・ストレス ストレスにより、腸の動きが悪くなります。 腸の動きが悪くなると、便が正常に排出されず、溜まりやすくなります。 また、腸の不調や症状をストレスからくるものだと見過ごされやすくなります。 早期発見のために定期的に大腸がん検診へ行く 早期発見をするためには、定期的に検査をすることが大切です。 気になる症状があるかどうかに関わらず大腸検査を受ける定期的に受けましょう。 今年は健康に気をつけていたから、今は忙しいからと受けなかった年にがんが潜んでいるかもしれません。 検診は毎年受けることが大切です。 大腸がん早期発見のメリット 自覚症状がない場合、わざわざ時間をとって大腸がん検診を受けることは億劫に感じるでしょう。 時間を作って大腸がん検査を受け、早期発見ができるとどのようなメリットがあるのでしょうか?次のようなことが考えられます。 ・手術が簡単に済む 早期の小さいがんであれば、お腹を切らずに内視鏡で治療することができます。 体への負担も少なくて済みます。 ・治療に要する費用や時間が少なくて済む 進行したがんを治療するために、手術や化学療法を行う場合は時間や費用がかかることは想像できるでしょう。 がんが早期であればあるほど、治療にかかる時間や費用は少なくて済みます。 ・治療後の日常生活や仕事へ復帰しやすくなる 早期治療であれば、体の回復がはやく日常生活や職場復帰がしやすくなります。 進行したがんの場合は、仕事を続けることが困難な場合もあります。 最初に検査をする時間をとることで、後の日常生活や仕事への影響が少なくてすみます。 検診により大腸がんかどうかを確かめることで安心することができます。 不安な状態で毎日を過ごすより、はやめに確かめる方が穏やかに毎日を過ごすことができます。 検査結果に異常がなくても、気になる症状が収まらない場合があります。 そういう時は、受診した病院ではなく、別の大きな病院に行ってみましょう。 がんの状態には発見が難しいものがあります。 しかし、がんが潜伏している場合は刻一刻と病状が進行し、取り返しのつかない状態になるかもしれません。 異常が無ければ「よかった」で済みます。 心配は早い段階で解消することをおすすめします。 大腸がんの検査方法 大腸がんの検査方法はどういうものがあるのでしょうか?大腸がんの検査について3つの方法を説明していきます。 ・便潜血検査 便の表面を採便棒でこすり採り、便に混じった出血を見つけるための検査です。 大腸がんが出来ていた場合、大腸の粘膜にできた便が接触し、出血することで便に血液が付着することがあります。 便に付着していないかを確かめます。 便潜血検査で陽性だった場合には必ず大腸内視鏡検査を行います。 ・大腸内視鏡検査 内視鏡検査は、先端にCCDカメラ(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接消化器官の粘膜を観察する方法です。 病巣を直接観察できるため、病巣の広がりや、表面の形状、色などを詳しく観察できます。 直接細胞を採る生検を行うことができ、病理検査もできます。 これは病気の判定に役立ちます。 内視鏡検査を行うには、腸内を空にしなければなりません。 そのため、下剤を服用し、腸の中の残留物をきれいに洗い流します。 残留物を全て出したあと、肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜の様子をモニターで観察する方法です。 ・注腸X線検査 大腸にバリウムを付着させ、X線を撮る方法です。 肛門から、バリウム溶液と空気を入れて腸を膨らませます。 大腸の形や大きさ、内径、粘膜の様子から大腸の全体像を診断できます。 正常な大腸の輪郭は滑らかな曲線です。 これに対して、腫瘍があると腸管の壁が変形します。 また、粘膜のひだや模様の異常を発見することができます。 大腸がんの早期対策と免疫療法について 大腸がんは、早期に発見し治療をすると治る確率の高い病気です。 早期の対策として免疫療法という考えがあります。 免疫が上がると、体はがん細胞に闘うことができます。 この免疫をワクチンにより体内に取り入れます。 免疫はゆっくり上昇するため、早い段階から取り入れることがおすすめです。 まとめ 大腸がんを早期発見するためには、定期的な検査をすることが大切です。 自覚症状のない段階から、毎年検診を受けることを心がけましょう。 しかし、検査をしてもがんが発見されない場合もあります。 改善されることのない体の異常を感じたら、別の病院へかかることも検討しましょう。 体の異常を感じとるためには、日ごろから自分の体を気にかけることが必要です。 忙しい日々を過ごしていると、自分の体調は後回しになることがあります。 しかし、がんは誰にでも起こりうる病気です。 日ごろから体調の変化はないか気にかけることを心がけてみましょう。

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