厳島 神社 大鳥居。 大鳥居|観光スポット|一般社団法人宮島観光協会

厳島神社の大鳥居は満潮と干潮どっちがおすすめ?歩く靴に注意

厳島 神社 大鳥居

大鳥居が有名な厳島神社ってどんなところ? 観光資源が豊富な広島県でもトップクラスの人気を誇る人気観光地の厳島神社のシンボルが大鳥居です。 大鳥居が有名な厳島神社とはどのようなところなのかご紹介します。 厳島神社とは 厳島神社は広島県の廿日市市、瀬戸内海の広島湾に浮かぶ厳島通称宮島に鎮座する神社です。 古くは伊都岐島神社と記され、全国に500社存在する 厳島神社の総本社がこの厳島神社です。 平安時代に創建された厳島神社は、全国的に珍しい潮干潟の上に建物が建てられている構造で、多くが13世紀までの再建されたものです。 満潮時には海上に浮かぶ幻想的な姿を見られることも厳島神社の特徴の1つです。 1996年にはユネスコの世界文化遺産の登録基準を満たしとされ、世界文化遺産に登録されています。 色鮮やかな朱塗りの社殿は、世界でも類を見ない圧巻の後継で海の青とよく映えるフォトジェニックなスポットとしても人気があり、幅広い世代で日本人だけでなく、外国人観光客も多く訪れる場所となっています。 祀られている神様は? 平安時代に創建されたとしされている厳島神社では、他の神社と同じように神様が祀られています。 祀られている神様は3柱で、3柱は 宗像三女神が主祭神として祀られています。 宗像三女神というのは、天照大神の御子神として誕生した三柱の女神のことです。 3柱は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命となり、市杵島姫命 イチキシマヒメ は厳島神社の名前の由来と言われています。 宗像三女神は福岡県宗像市の宗像大社を総本宮として、厳島神社を含み全国各地で祀られている神様です。 宗像三女神は、海運や漁業の神として信仰され続けており、現在でも厳島神社は、交通安全や水難除けにご利益があるとされています。 厳島?宮島?安芸の宮島とは? 厳島神社の鳥居はどうして海の中に作られたの? 全国的に見ても珍しい厳島神社の特徴が、海の中に作られた鳥居だということです。 厳島 宮島 には陸地があるにも関わらず、海の中に鳥居が作られたのには理由があります。 一般的な神社の鳥居は内陸地はもちろん、離島であっても多くのケースで陸地に鳥居が作られています。 対して厳島神社のシンボル的な大鳥居は、海面上に神々しい朱色の鳥居が姿を見せており、見る人を惹きつける圧巻の光景です。 厳島神社に関わらず、鳥居の本来の目的は、神の暮らす神域と人間の暮らす俗世界との境界線を表すためのものです。 神社への入り口であると同時に、神と人間と繋ぐ場所でもあります。 厳島神社の大鳥居が海に作られた理由としては、厳島は古くから 島全体が神として信仰の対象だったことが関係しています。 厳島の陸地は神のご神体として考えられていたため、信仰の対象となる陸地を荒らすような行為を避けて、海の中に作られたとされています。 全国に水の中に作られた鳥居は複数存在していますが、海の中に作られた鳥居は珍しく、時間帯によって潮が満ちたり、引いたりする姿、時間帯によっても見える姿を変える、神々しく不思議な絶景が広がります。 厳島神社の鳥居年表 初代 1168年 2代目 1286年 3代目 1371年 4代目 1546年 5代目 1561年 6代目 1739年 7代目 1802年 8代目 1875年 厳島神社は、1168年に平清盛によって造営された記録が残っており、この時期に初代となる大鳥居が作り出されたとされています。 初代大鳥居は理由は不明ですが、その後何らかの理由で倒壊しており、1286年に2代目が作られています。 2代目は1286年に誕生からしばらくした1325年に、何らかの理由で再び倒壊しているのです。 2代目倒壊後は、1371年に3代目となる鳥居が再建されています。 3代目も年代は不明で詳細も明白な記録がないですが、倒壊した記録があり、1546年に4代目再建です。 4代目も同じく記録に残っていない崩壊があり、1561年に5代目が再建されています。 5代目は1716年に他と同じく記録に残っていませんが、倒壊したという記録があり、1739年に6代目として再度完成しています。 6代目は1776年に雷に打たれたことで炎上しており、1802年に安芸広島藩の第8代藩主の浅野斉賢によって再建され、7代目の鳥居が完成です。 7代目も完成から約50年経過後、1850年に台風によって倒壊しています。 8代目として1875年に再建されており、 2019年4月時点で厳島神社の鳥居は8代目です。 このように厳島神社の鳥居は、理由が分からない倒壊から、雷、台風など自然災害の被害に遭っても、幾度となく崩壊再建を繰り返しており、初代から8代目まで繋がり現在も堂々とした姿を見せています。 1168年に平清盛によって造営された厳島神社の大鳥居。 初代から現在の8代目まで倒壊と再建を繰り返しながら、現在まで姿をほとんど変えずに厳島の地に存在しています。 対岸や厳島の陸地から見ても圧巻のサイズ感がある海の中の大鳥居の 重さは約60トンです。 日本で有名な伊勢神宮の鳥居は、重さ約5トンと言われており、それでも十分巨大ですが、比較すると厳島神社の大鳥居の重さが分かります。 約60トンもの重さになる大鳥居はサイズも多きく、横幅約24m 高さが約16mです。 約16mの高さはビルに例えると、5階分ほどの高さとなり、大鳥居がどれほど大きいものか分かります。 厳島神社の大鳥居は、日本を代表する鳥居が選ばれている、日本三大大鳥居に加えて日本三大木造鳥居にも数えられています。 日本三大木造鳥居に数えられているように、鳥居の素材には木材を使用しています。 一般的に木造鳥居にはヒノキの木などが使用されていますが、厳島神社の大鳥居には クスノキの素材が使用されているのです。 クスノキは水や腐敗に強いことで、昔から船材として重宝されており、海の中に建っている大鳥居には最適の素材です。 厳島神社の大鳥居は、海の中に作られている全国的にも珍しい鳥居です。 重さ約60トン、高さ約16mの巨大な鳥居で海の中にありますが、倒れないのには特殊な建築方法が関係しています。 巨大な大鳥居ですが、一般的な建築様式のように海底に基礎を打って固定されているのではなく、約60トンの重さによって自立している構造です。 また、大鳥居は一般的な鳥居のように2本の脚で建っているのではなく、2本のクスノキの脚、2本の主柱をサポートする4本のスギの袖柱の計6本で成り立っています。 がっちりとした強靭な大鳥居ですが、シンプルに基礎を作って埋まっているのではありません。 主柱の 基礎には千本杭が活用されており、約30本から100本が埋め込まれ、この上をコンクリートなどを用いて固めて補強しています。 基礎を作るのではなく、固めて補強をした土台の上に鳥居自体の重さで、自立している特殊な構造の大鳥居は、鳥居の重さを増やすための空がなされているのです。 その工夫と言うのが、鳥居上部にある箱の中に玉石というものを約7トン詰め込んでいるのです。 約60トンという重さがある鳥居のうち、約7トンを上部の玉石にしていることで、絶妙なバランスを保ち、玉石で自重を増やしていることで、 重みを利用して倒れにくい構造になっています。 厳島神社は海の中に堂々と建っており、いつでも見ることが可能です。 常時見ることができる大鳥居ですが、時間帯によって違った姿を見ることができます。 厳島神社の大鳥居は海の中にあることで、時間によって見える姿が全く違って見えることでも人気があります。 そして美しく見える時間帯は、季節や潮の満ち引きでも変化が楽しめます。 大鳥居を美しく見るには事前に干潮の時間、満潮の時間を調べておくことが重要です。 干潮時と満潮時では雰囲気が全く異なって見えるだけでなく、それぞれで時間帯によって違いも楽しめ、干潟字も満潮時も共通した おすすめの時間帯は夕方と夜です。 夕方の時間帯は、晴れた日には夕日がオレンジに美しく輝き沈んでいく様子が見られます。 干潮時には水面の水たまりに反射する大鳥居と夕日が絶妙なコントラストを生み出し、満潮時には夕日が水面を1本の線のように引き、逆光で暗くなった大鳥居との光景は圧巻です。 夜の時間帯は海や周囲は暗闇になり、大鳥居がライトアップします。 暗闇の中にパッと鮮やかに映し出される朱色の大きな大鳥居が、水面に反射して1点にライトアップされる様子は、神々しさを感じる感動の光景です。 基本的には夕方や夜がおすすめですが、タイミングによっては干潮時、満潮時など潮の満ち引きにも差があり、毎回異なった光景が楽しめます。 厳島神社の大鳥居を美しく見たいときには、事前に潮の満ち引きのタイミングを確認しておくことがおすすめです。 厳島神社の鳥居がきれいに見える場所はどこ? 厳島神社のシンボルスポットの鳥居をせっかく見るならベストスポットで見た方が美しさを直に感じれおすすめです。 厳島神社の鳥居がきれいに見える場所をご紹介します。 宮島の陸地の沿岸部からは基本的に鳥居はきれいに見えますが、特別きれいに見えるポイントがあります。 まず1つ目の場所が、厳島神社の 平舞台の先端にある火焼前 ひたさき です。 火焼前は古くは船の乗り入れをしていた場所で、桟橋のような木の床のスペースが広がっており、大人が5人ほど立てるほどです。 火焼前から鳥居は真正面に見ることができ、縁起の良い数字の八にちなんだ88間 166m 先に鳥居はあり、真正面で美しい景色を見ることができます。 2つ目の場所が鳥居の周辺の砂地です。 満潮時は海があるため近くまで、足を踏み入れることができませんが、干潮時には陸地になるため降りて近くまで移動することができます。 全国的にも珍しい海面に姿を浮かばせる鳥居は干潮時は潮が引き、近くまで歩いて移動することが可能で、普段とは違った角度から見る鳥居は、柱の太さやきれいな朱色を間近で見ることができるおすすめの場所です。 3つ目の場所が 海から鳥居に接近できる大鳥居号です。 大鳥居号は、宮島口発9:10から16:10の便だけ鳥居に大接近するフェリーで、通常のルートとは異なり、海から大鳥居と厳島神社を正面に眺めることができます。 海の中に作られている厳島神社の鳥居は、海の中にありながら干潮時には近くに行って見ることが可能です。 厳島を代表するシンボル的な存在の鳥居を近くで見るにはコツがあります。 海の中に作られている厳島神社の鳥居は、満潮時は海の中に浸かっており近くで見ることは不可能です。 しかし、潮位100㎝以下の干潮時には潮が引き海底がむき出しの状態になるため、歩いて鳥居の近くに行くことができるようになります。 干潮時は誰でも歩いて近づくことはできますが、完全に水が引いてしまう訳ではないため、海水で靴や服が濡れてしまうこともあり注意が必要です。 鳥居は岸から約100mほどの場所にあり、そこまで歩いていくことになり、道中は海水が残っている場所があります。 基本的には大きな海水の残りを避けながら歩いていくことになりますが、タイミングによっては砂がある程度乾燥した濡れにくい状態になります。 濡れずに見るには、 歩きやすい耐水性の高い素材の靴を履いていくのがおすすめです。 道中で海水が多く残る場所には上を歩くと濡れにくいようになっている、石が等間隔で敷かれているので、その 石の上を歩いて渡ることで濡れにくくなります。 青い空と海に朱色の柱と屋根が映える、厳島神社の鳥居は定期的に改修が行われてきました。 度々改修が行われていましたが、ついに大規模工事が開始されることが決定しています。 大規模工事は2019年の6月から開始され、 期間は1年以上かかる可能性も考えられるほどの大きな規模です。 今回の大規模工事では、傷みが激しい根本部分の修繕、塗装の塗り替えが行われる予定となっています。 根元部分は約70年前に修繕が施されており、お賽銭感覚で観光客がコインを挟む行為も劣化を早める、工事の大きな原因とされています。 塗装は劣化による色の薄れを解消するために行われる工事です。 これらの工事は、自然現象で必要になることもありますが、人間の問題行動が一因とも考えられているため、劣化の原因になる行動は慎み、工事後も劣化の原因になる行為は避けることが大切です。

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厳島神社の鳥居が腐食しない?1400年の歴史の凄さ

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スポンサードリンク 厳島神社の大鳥居 木造の鳥居としては国内最大級の厳島神社の大鳥居。 高さ:約16. 6m 棟(大棟・笠木)の長さ:24. 2m 主柱の周り:9. 9m 総重量:約60t この数字からもその大きさがわかりますね。 厳島神社の大鳥居ですが、 ぱっと見でもわかるように、 他の神社の鳥居とは違う構造になっています。 通常の鳥居は柱は2本。 そしてその柱は地面に埋められています。 ところが厳島神社の大鳥居は、 本柱1本に対して前後に足が2本。 左右合わせると合計6本もあるんです。 その6本の柱があの大きな鳥居を支えて、 海の中でも流されないのかと思ったら、 なんとこの柱は地中に埋まっていません! 埋まっていないので、 満潮時や荒波の時には浮いてしまったりもするんです。 「それって流されないの?」 そう思いますよね。 大鳥居の一番上の屋根のような部分があります。 実はこの屋根の下は箱型になっていて、 この箱の中に玉石が詰め込まれているんですよ。 大きさは拳くらいと言われていますが、 この玉石が鳥居の重量をアップさせて、 倒れないようになっているわけです。 つまり 厳島神社の大鳥居は、 自分の重みと柱のバランスだけで立っているんですね。 平安の昔からそんなすごい工夫で建てられたなんて、 どれだけの思いが込められているんでしょう。 厳島神社の大鳥居が海なのに腐食しないのか!? それにしても、 どうして厳島神社や大鳥居は、 海に浸かっているのに腐食しないんでしょうか。 実は現在の大鳥居はさすがに初代ではありません。 海水に浸る部分はやっぱり腐食しやすいですし、 平安時代からの長い歴史の間、 数々の自然災害や火災にも見舞われてきました。 ですので、 現在の大鳥居は、 明治8年(1875年)に再建された、 8代目の大鳥居なんです。 もちろん木ですので腐りやすいことはわかっています。 そこで 大鳥居の材質は、 腐食しにくく、重量があり、虫に強いものをと、 無垢のクスノキが選ばれているんです。 そのクスノキがまたたいへんで、 今の大鳥居に適したクスノキを探し出すのに、 20年近くかかったとか。 現在の大鳥居に使用されているクスノキは、 社殿から向かって東側の柱:福岡県久留米市 社殿から向かって西側の柱:佐賀県佐賀市 のものなんです。 同じところから二本は無理だったんだな、 ということがわかりますよね。 何と言っても樹齢500〜600年のクスノキの自然木です。 しかもまっすぐじゃないといけません。 そんな木がそう簡単に、 見つかるはずないじゃないですか。 いくらクスノキが腐食しにくいとはいえ、 数百年に一度は立て直す必要があるので、 次の9代目はすでに300年先を見据えて、 クスノキを育てているんですよ。 スポンサードリンク 厳島神社の大鳥居はどうして海の中にあるのか 厳島神社の境内から、 その沖合約200mの場所に建てられている大鳥居。 どうしてそんな海の中に建てられているのでしょうか。 はるか古来から宮島(厳島)は、 島そのものがご神体として、 人は住んではいけない神の島として、 信仰の対象でした。 ご神体である島に杭を打ち、 建物を建てるなどあまりに畏れ多いと、 内地である陸は避けて建立されたと言われています。 厳島神社に祀られている神様は三人の女神で、 その中のイチキシマヒメが名前の由来との説もあります。 それくらい聖なる島なんですね。 そもそも鳥居というものは、 神の領域と俗界を分ける結界の役割があります。 そんな神域への入り口である大鳥居だから、 海に浮かぶ勇壮な姿は神秘的に映るのでしょう。 厳島神社の背後は神が降臨する場所とされる弥山。 そして前面には瀬戸内の海。 自然の美しさと人口の造形美の融合が、 厳島神社の神秘性を高め、 信仰の対象となってきたのかもしれませんね。 まとめ 厳島神社と大鳥居が海の中にある理由は、 島全体が神聖なものだったからなんです。 そして、海の中に立てるからこそ、 腐りにくい木材を選んでいたり、 修繕や建て直しを見据えた活動で、 未来にも厳島神社を残す努力を惜しんでいません。 そんな大鳥居は満潮時でも干潮時でも、 十分楽しめます。 満潮時は海に浮かぶ大鳥居のイメージそのもので、 写真を撮るにはおすすめです。 干潮時は間近で見たい人におすすめ。 結局どんな厳島神社も、 その荘厳さには感動しちゃいます。 一度は見ておきたい日本の誇る世界遺産ですよ。

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【6/8更新】大鳥居 修理工事について | 社団法人宮島観光協会|新着情報

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