肺気腫 ステージ 寿命。 [医師監修・作成]肺気腫・COPDの検査、診断基準は?肺機能検査(スパイロメトリー)、胸部CT検査、動脈血液ガス分析など

肺気腫の芸能人11人!症状や末期の状態・原因・寿命を総まとめ【2020最新版】

肺気腫 ステージ 寿命

加藤 冠 東京・東京健生病院 副院長 (内科) あなたは駅の階段や坂道を休まずにあがれるでしょうか。 「そういえば年々苦しくなっている」など、思いあたることはありませんか。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、肺の機能が段階的に落ちていく病気です。 2001年におこなわれた大規模な疫学調査で「患者数は530万人」と推定されましたが、2011年の患者数はたった22万人(厚労省)となっており、診断を受けていない患者さんがたいへん多い病気です。 原因 この病気は、有害な物質を吸い込むことによって、気道の末梢から肺胞にかけての構造が次第に壊れて、肺機能が段階的に落ちていく進行性の病気です。 病気の進行には個人差がありますが、進行すると日常生活の動作や、平地を歩くだけでも苦しくなることがあります。 病気の主な原因はたばこの煙です。 ほかには、職業的に特殊な煙を吸い込むなどが原因となります。 以前は「一度かかったら治らない病気」と言われていましたが、この10年くらいでCOPDは炎症性の疾患であることがわかってきたため、炎症を抑えたり、肺機能を一定改善させて自覚症状を軽減させるような吸入薬が多く実用化されてきました。 また、日本呼吸器学会が呼吸器専門医以外にも啓発活動をおこなっており、これまであまり知られていなかったこの病気が広く知られるようになりました。 症状 症状は長引く咳やたん、息切れなどです。 ただ、このような症状があっても大抵の場合は「きっと風邪のせいだろう」とか、「たばこを吸っているから仕方ない」と思うことが多く、「なにか別の病気かもしれない」という認識が持ちづらい病気です。 そのため、ご自分で「COPDではないか」と疑って受診される方は、まだまだ少ないのが現状です。 自覚症状 COPDの患者さんの場合、何回か休まなければ階段や坂道をあがれなくなりますが、急激に症状が現れるぜんそくと違って年々少しずつ症状が悪化するため、本人は自覚しにくいという面があります。 もしくは本人が「病気の症状だと感じていない」という場合があるので、「階段や坂道を休まず上がれるか」という問診で数年前との変化を聞くことで「そう言えば…」と気づかれることがよくあります。 検査・診断 症状や訴えによって必要な検査は異なりますが、いずれの場合も呼吸機能検査を必ずおこないます。 呼吸機能検査はスパイロメーターという器具を使って「肺にどれだけ多くの空気を吸い込むことができるか」「どれだけ大量にすばやく吐き出せるか」を調べます。 40歳以上の方で1日20本・20年以上の喫煙歴の方は、COPDの確率が高くなります。 「咳がとまらない」という症状がある場合、ぜんそくの可能性もあります。 ぜんそくとCOPDの大きな違いは「症状に波があるかどうか」です。 ぜんそくの場合は、咳がひどい時期があっても、しばらくすると落ち着くのが特徴です。 COPDの場合は症状に波がなく、「そういえば何年か前から咳が出るようになって、最近ひどくなってきた」という場合がほとんどです。 風邪が治らないという方の場合、風邪の症状が治まってから呼吸機能検査をします。 「たんが出る」という場合はたんの検査をします。 ただCOPDの診断にたんの検査は必ず必要ではありません。 一般的に、「たんのなかの細胞を調べて白血球の一つである好酸球が多ければぜんそく、好中球が多ければCOPD」と言われています。 ついこのあいだ、私の外来に風邪の症状で受診された患者さんがいました。 診察中に咳をする患者さんを見て、私は「もしかしてCOPDではないか?」と疑いました。 風邪が治ってから呼吸機能検査を受けてもらうと、COPDであることがわかりました。 このようなことは、実はよくあります。 (2)COPDを疑って受診する場合 「もしかしてCOPDではないか?検査をしたい」と受診された方の場合は、まずCOPD以外の病気でないかどうかを調べます。 検査は胸部レントゲン・心電図・血液検査・たんが出る場合はたんの検査をおこないます。 症状の似ている病気や心臓の病気、アレルギーが原因の病気ではないかどうかを調べてから、呼吸機能検査をおこない、診断します。 胸部レントゲンは、症状がかなり進行してからでないとはっきりとした病変はわかりません。 また胸部CTでは、肺胞が破壊された部分が黒っぽく見えます( 左写真)。 治療 この病気は、早く見つけて治療し、進行を抑えることが重要です。 重症になってからの発見では、既に酸素を鼻から吸入する治療を導入しないといけない段階になっている場合もあるのです。 (1)禁煙 一番の治療は、禁煙することです。 禁煙しないと肺機能はまっしぐらに悪くなります。 禁煙を始めると、呼吸機能の低下速度がゆるやかになり、病気ではない人の低下と同じような速度になります。 (2)薬物療法 治療には気管支拡張薬をつかって気道を拡げ、呼吸を楽にする薬物療法をおこないます。 飲み薬や貼り薬もありますが、主には吸入薬です。 COPDの薬物療法はこの10年で進歩がめざましく、種類も増え、適応となる薬も増えています。 (3)運動療法 運動の効能は、この10年で重要視されるようになり、「下肢の筋肉量が多いと予後がいい」と言われています。 筋力を増やすトレーニングを続けることで息切れは改善しますので、無理のない範囲で続けましょう。 呼吸が苦しいと体を動かすのが億劫になりますが、動かないでいるとますます症状は悪化します。 まずは日常生活で歩くことからはじめてみましょう。 症状が重い方であっても、マスクで酸素を吸いながらでも運動を続けると症状の改善につながることがわかっています。 (4)栄養療法 この病気は呼吸をするだけでたくさんのエネルギーを必要とする病気で、呼吸が苦しくなるだけでなく、全身の消耗につながる病気です。 進行するとエネルギーの消耗が激しくなるので、重症の方はたいてい痩せています。 食事療法では、体が衰弱しないようカロリーを摂り、痩せないように指導します。 食事は高タンパク・高カロリーが良いでしょう。 高タンパクといっても、タンパクのなかには二酸化炭素を体内に蓄積しやすくするものがあるので、詳細は栄養士さんに相談されると良いでしょう。 食事が十分食べられない人には、栄養補助食品をおすすめしています。 (5)在宅酸素療法 肺機能がある一定以上に低下すると日常生活でも苦しくなるため、在宅酸素療法を導入します。 COPDを早期に発見して禁煙をすれば、在宅酸素療法を導入しなくても過ごすことができます。 COPDと診断されたときに在宅酸素療法を導入するほどに症状が悪い場合は、数年以内の死亡率も高くなります。 重度の方には、機械で風を送り込んで呼吸の補助をするマスク(NPPV)を睡眠時につけてもらいます。 この病気は、二酸化炭素を体に溜めやすいため、酸素を送るだけでなく一定のリズムで風を送り込む器械が必要になります。 (1)~(5)は患者さんの症状にあわせて、併用しながら治療します。 隠れているCOPD 近年では、まったく別の症状で受診した人のなかにCOPDが隠れていることがわかってきました。 私の外来でも、さきほど紹介した「風邪で受診した方に検査を受けてもらったらCOPDだった」という患者さんのほかにも、胃潰瘍で受診された方も咳が気になって検査を受けてもらったところCOPDだった、という事例を経験しました。 そこで2010年に、当院をCOPD以外の疾患で受診した方を対象に調査を実施しました。 「たばこを吸うか」「咳やたんがでるか」という簡単なアンケートに答えてもらい、喫煙者で症状がある方に呼吸機能検査を受けてもらった結果、約三割の方がCOPDだとわかりました( 表1)。 最近の研究ではCOPDの炎症は肺だけでなく全身の炎症の一部ととらえられるようになってきています。 これは全身併存症という考え方です。 なんらかの病気を抱えている人はその病気の他の表現型としてCOPDも併発している場合がある、と考えるわけです。 気になる方は、まず主治医に 寒くなると風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなり、それらの病気にかかることで、COPDの症状がより悪化します。 たばこを1日20本・20年以上吸っている方で、咳やたん、息切れなどの症状がある方は、早めに主治医に相談し、呼吸器内科医の診断を受けることをおすすめします。 イラスト・井上ひいろ いつでも元気 2016. 1 No. 291.

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[医師監修・作成]肺気腫・COPDの急性増悪に対する治療は?

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0) 買物後78(酸素流量4. 0) 朝からとてもいい天気、春が来たのかと思うくらい。 今日は1ヶ月に1回の検診日、 1月に社会保険庁に提出した診断書の事について、 先生に説明してもらう日になっている。 先生、「できる事はみんなしてますよ、インフルエンザの予防注射・ 肺炎球菌の予防注射・酸素・運動して・薬はアドレア・スピリバ・ 小亀さん、タバコのんでないでしょうね」 私 「先生まさかのんでませんよ、横でタバコのんでる人はいますけどね」 動脈血ガスについても聞いてみた、 先生 「小亀さんの動脈血CO2分圧は47でちょっと多めですが、普通40くらいで これは酸素をしているから仕方ないですね」 私 「先生CO2の方は何にもしなくていいんですか?」 先生 「CO2は60くらいになってからですね」 とおっしゃった。 聞き逃しがないか書いておいたのに、 レントゲン写真を見てどの位悪いんですか?と聞いたら、それは後で説明します。 といわれ後を聞いていない。 最初に聞いた時これが去年ので、こっちが今年のです、 変わっていないと言っていた来月行った時又聞いてみよう、 会社へ帰って息子に 私 「お母さんステージ4なんやって、癌で言ったら末期なんかな」 息子 「そんな切羽詰まったもんではなくて、運動して肺活量を上げればいいんで・・・」 と言ってくれた。 病気の事ばかり一杯書きすぎた気もするが、 ぽってりママさん、pekoオレンジさん明日からダイエット始めます。 目標とかあした書き込みます。 またあした.

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肺気腫とはどんな病気?寿命を縮めるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の怖さ

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見出し一覧• 肺気腫の寿命で30代・40代・50代は? 少し坂道を登っただけなのに息切れをしてしまう、という経験はないでしょうか。 もしあなたが長年の喫煙者であった場合、もしかするとその息切れは肺気腫が原因で引き起こっている可能性があります。 喫煙する事によって肺が少しずつ破壊されていき、息切れなどが激しくなってしまうのです。 ですから、喫煙者の方は特に注意が必要な病気と言えるわけです。 また、 肺気腫というのは徐々に進行していく疾患として知られていますので肺気腫にかかった肺というのは徐々に膨らんでいき、進行が進むと日常生活にも支障をきたしてしまう可能性がある病気なのです。 そんな肺気腫ですが、はっきり言ってしまうとこの病気は不治の病なので、現代の医学では完全に治すという事は不可能なのです。 肺気腫はガス交換を行う肺の組織がタバコの有害物質によって破壊されてしまいますし、一度破壊された細胞というのは再生されないのです。 肺気腫は一般的には20年以上喫煙をしている方に多く見られる病気と言われているので、20代・30代くらいの方は『自分はまだ大丈夫』と思われてしまうかもしれません。 確かに日本の法律上、喫煙可能なのは20歳からですが、すべての人が20歳になってから喫煙しているかといえば、決してそういうわけではありません。 中には10代から喫煙をしてしまっている人もいるのが現状なので、一概に『何十代の方が危険です』とは言う事が出来ないのです。 また、1日に数本しか吸わない方もいれば、1日に数十本以上も吸ってしまう、いわゆるヘビースモーカーの方もいらっしゃいます。 ですから、 その1日に吸っているタバコの量、そしてタバコのタールの重さなどでも肺気腫の進行具合は大きく異なってくるのです。 ただ、60代以上の方はそれなりに自分の健康について考えられている方も多いのですが、30代から50代の方の多くは『自分はまだ大丈夫』といった意識を持ってしまっていて、過剰な喫煙を行ってしまっている方も少なくないのです。 ですから、ぜひこの機会に今一度喫煙について見直して、少しでも長生きできるように改善してみてはいかがでしょうか。 しかし、肺気腫はタバコを吸い続けている限り進行していく病気ですから、禁煙をしないことには寿命を延ばすことも出来ないのです。 Sponsored Links 特に60代以上になってくると、おそらく多くの方が20年以上もの期間喫煙をしてきているということになると思いますので、それなりに肺の細胞も多く破壊されてしまっている状況かと思います。 これは意外と知られていないことでもあるのですが、肺がんや肺気腫などの病気による末期患者の方の死亡原因というのは、大半が『窒息死』だと言われています。 つまり、 細胞が破壊されることによって呼吸機能も低下してしまい、最終的に生きていくために必要な酸素を取り込むことが出来なくなってしまうという事です。 60代以上にもなると、喫煙により多くの肺の細胞が破壊されている可能性が高いので、もし現状の段階で息切れなどが激しく起こるという場合でしたら、おそらく10年以上生きる事は難しいと言わざるを得ません。 そして、その破壊された細胞を元通りに戻す事も現状の医療では難しいので、とにかく進行を防ぐという方法しかないのです。 ですから、少しでも長生きをしたいとお考えなのであれば、一刻も早く禁煙をして、肺の細胞が破壊されるのを防ぐようにするしかないという事です。 確かに今まで何十年も吸い続けてきたタバコをいきなり辞めるというのは難しい事ですし、相当なストレスを感じてしまうと思います。 しかし、その喫煙によって今までの間に肺の細胞を破壊してきたというのは事実なのですから、受け止めるしかありません。 今後、少しでも健康に長生きしたいというのであれば、現実を受け止めて、少しずつ喫煙の量を減らす努力をしてみてください。 肺気腫の治療法とは 肺気腫は、一度発病してしまったら病気の進行を遅らせることしか出来ません。 つまり、肺気腫は治すことができない病気なのです。 ですから、 治療法といっても『いかに進行を遅らせるか』といった目的の治療しか行うことができないということです。 肺気腫の初期段階では、主に肺の空気が出入りしやすくなるように『気管支拡張薬』を用いたり、痰を出しやすくする薬を服用したりなどの治療があります。 そして、日常生活で出来るだけ息切れしないように健康的な体作りを行うという事も治療の一つとして存在しています。 肺気腫になると肺機能が低下して、健康的な方よりもすぐに息切れしてしまう傾向にあるのです。 ですから、出来るだけ体力を付けて呼吸が荒くならないようにトレーニングをしていく必要があるということです。 運動不足の方は、肺気腫ではなくてもすぐに息切れしてしまう傾向にありますので、しっかりと体力をつける必要があります。 特に肥満体型の方に関しては、ダイエットをすることによって呼吸筋の働きが改善されますので、呼吸を楽に行うことができるようになるのです。 肺気腫の方でも、肺気腫になっていない方でも、適度に運動を行って体力をつけることは非常に大切ですし、健康的な体作りを行うことによって肺気腫の進行も防ぐことが出来ますのでお勧めです。 やはり喫煙は体に大きなダメージを与えてしまいますし、何より症状を改善することができないので、取り返しのつかないことになってしまいます。 ですから、この機会にもう一度喫煙について見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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